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2015年5月22日 (金)

IchigoJamのファームウェアのアップデートについて

IcigoJamoのファームウェアのアップデートの参照のアクセスが多いので、
情報を改めて掲載します。

1.最新ファームウェアの入手方法

以前はFaceBookの「IchigoJam-FAN(https://www.facebook.com/groups/ichigojam/)
でののみ公開されれていましたが、現在は公式サイト「ichigojam.net」でも公開されています。
現時点の最新版は、1.0.0.b13です。現在の状況としてはかなり頻繁に更新されています。
ダウンロードして解凍すると、次のようなファイルが得られます。
(2015/07/05 現時点では1.01です)

03
この中でファームウェア更新に利用(FlashMagic使用時)するファイルは、
   ichigojam.hex             ・・・ 通常利用ファームウェア
   ichigojam-us.hex        ・・・ USキーボード対応ファームウェア
   ichigojam-xtal.hex      ・・・ 水晶発振子利用ファームウェア
   ichigojam-xtal.hex      ・・・ USキーボード対応&水晶発振子利用ファームウェア

のうちの1つです。各自の環境に合わせて利用します。 
通常はichigojam.hexを利用します。

水晶発振子利用についてちょっと補足します。
Icihojamに搭載しているCPUにクロックを供給する部品です。
IcihojamのCPU内部にもクロックを発生する回路が組み込まれていますが、
CR発信という仕組みのため、ノイズや温度変化に影響を受けます。
影響を受けると、映像が揺らいだりします。利用している表示機器によっては
映らない場合があるようです。

水晶発振子(12MHz)を利用するとクロックの精度が上がり映像安定します。

下の写真のような部品です。

Dscn3841

下の写真のように接続して利用します。

Dscn3843

秋月電子あたりだと1個30円で購入出来ますが、送料が500円かかります。
送料込みだとエレショップが244円(本体124円、送料120円)で購入で出来ます。

水晶発振子を利用する場合は、水晶発振子用のファームウェアを利用する必要が
あります。

2.現在のファームウェア更新状況

1.0版のリリースに向けて、仕様変更・機能追加が激しい状況です。更新によっては、
前回の機能が無くなったり、不具合が発生したりICのピンに割り当ててられた機能が変更
されたりと、利用者側からすると戸惑う変更も多々ありますが、方向としては、より良いもの
に仕上がってきています。

公式サイトでは、修正の経緯については、掲載されておりません。修正履歴等を知りたい
方は、「イチゴジャムレシピ(http://15jamrecipe.jimdo.com)」のIchigoJam バージョン履歴を
閲覧すると良いでしょう。

3.ファームウェアの更新方法
ファームウェアの更新はIchigoJam単体では行えません。ファームウェアを書き込むための
親機(Windows、Mac、Linux等のOSが乗ったパソコン)が必要となります。

ここでは、私の環境であるWindows 8.1のを使った場合の更新方法について説明します。

   1)必要機材
     ・USB-シリアル通信変換モジュール
       IchigoJamとパソコン間でデータ通信を行うための製品です。
       TXD(送信)線、RXD(受信線)、GNDの3線を接続して通信を行います。

     ・ジャンパワイヤー 4本
       接続ケーブルです。
       3本は IcihoJamとUSB-シリアル通信変換モジュールを接続します。   
       もう1本は、IcihoJam上のGNDとISPを接続します。

     全体としての接続は下図のような感じです。

   02 

       まずは、USB-シリアル通信変換モジュールについて補足します。
       高い製品ではありませんが、「シリアル通信? TXD、RXD?、なにそれ?」と
       いう方には、具体的に何を入手したらよいか戸惑うかと思います。

       似たようなものが多数あります(写真は私が持っているものです)。

      

       選択条件は、
         「3.3V対応」、「自分のパソコン用のドライバーソフトがある
       ことです。

       個人的には、Silicon Labs製のCP2102を使った製品がおすすめです。
       3.3V/5.0Vを気にせずに使えます。
       具体的に利用出来そうな入手先は下記の通りです。
      
         ・ ショップのふうせん   USB-シリアルモジュール
           IchigoJam-FANのメンバーが運営しているサイトです。
           税込・送料込みで1,150円です。Silicon Labs製のCP2102搭載製品です。
           IchigoJamでの利用動作確認の上、販売しているのでハズレはないです。
           ジャンパワイヤー付きなので、すぐに利用出来ます。

        ・aitendo USB-UART変換モジュール [USB2UART-CP2102]
           Silicon Labs製のCP2102搭載製品です。税別価格で600円ですが、
           税、送料を含めると1,138円です。ここは知名度のあるショップです。

         ・amazon シリアル·コンバータ UART モジュール CP2102 STC 6ピンケーブル
           税込・送料込みで400円です。Silicon Labs製のCP2102搭載製品です。
           レビューを読むと、IchigoJamでも利用出来ているとの報告があります。
           中国からの直接発送のようで到着まで時間がかかります。

         ・Aliexpress New 6Pin CP2102 Module USB 2.0 To TTL On STC
          海外通販サイトです。現時点で多分これが最安値です。
          送料込みで日本円で182円です。Silicon Labs製のCP2102搭載製品です。
         01
   
         私もこれを使っています。注文から到着まで2週間はかかります。
         値段も安いので、これを機会にAliexpressの利用を始めるとよいと思います。

         Dscn3839

         次にジャンパワイヤー 4本の補足です。
         USB-シリアル通信変換モジュールの形状によりますが、金属端子が
         出ているオスとIcihojamのソケット(メス)を接続するためには、
         メス - オス の形状のものが3本必要です。
         また、Icihojamのソケット(メス)のGNDとISPを接続するにはオス-オスの
         ジャンパワイヤーが必要です。

     2)必要ソフトウェア
        ・USB-シリアル通信変換モジュール 用ドライバソフト
        ・ファームウェアの更新用ソフトウェア  FlashMagic

        Silicon Labs製のCP2102のドライバソフトは下記のサイトから入手出来ます。
          CP210x USB - UART ブリッジ VCP ドライバ
 
        上記のページの「Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/8.1 (v6.7) 用をダウンロード」の
         「VCP をダウンロード (3.66 MB)」をクリックしてダウンロードしてインストールします。

         
         書き込みツールはいくつかありますが、FlashMagicを利用します。
         Icihojamが採用しているCPUの製造メーカーのNXPセミコンダクターズも
         FlashMagicを紹介していますので信頼性のあるソフトです。
           NXPセミコンダクターズジャパン - 開発環境 & パートナー、書き込みツール、ISP
         
         上記のサイトの「Flash Magicのダウンロードはこちら」のリンクから入手出来ます。
         
     3)ファームウェアの更新
        (1)結線
         IchigoJamの電源を切った状態で、USB-シリアル通信変換モジュール、パソコン
         を接続します。また、GNDとISPを結線します。
         下記の図のようになります。キーボード、マイクロUSBケーブル、ビデオ出力は
         つなげていても、外しておいてもどちらでも構いません。                  

1_2

           (2)電源を入る
               IcigoJamのスライドスイッチで電源をONにします。
               LEDが点灯し、書き込みモードで起動します。
               (このとき、ビデオ端子を接続していても映像出力されません)

           (3)FlashMagicを起動を起動し、書き込みのための設定を行う
               次のような設定をします。

              COM Portは各自の環境に合わせて設定して下さい。
               Hex ファイルはダウンロードして解凍した中にあるファイルを指定します。
               各自の環境にあうファームウェアを指定します。
               Boad Rateは115200を指定します。

            04

               COM Portが何番か分からない場合は、コマンドプロンプトで、
               modeコマンドで確認出来ます。コマンドプロンプトの起動は、
               windows 8.1ではタスクバーのスタートボタン上でマウス右クリックメニュー
               からコマンドプロンプトを選択します。

             06

             FlashMagicの[虫メガネ]ボタンをクリックしてデータが読めるか確認します。
             下の画面のようにデータが読めれば正常です。

             05

             もし、エラーが発生する場合はCOM Port、TXD、RXDの接続等を見直して
             下さい。

             [start]ボタンを押すと書き込みが開始されます。数十秒で完了します。            

      07

              書き込みが完了したら、IchigoJamの電源をOFFにして
              ISP接続のジャンパワイヤーを外します。シリアル通信を行わないのであれば
              USB-シリアル通信変換モジュール の結線も外します。

              次に電源を入れてファームウェアの更新が正常に行えたが確認します。
              最新の ファームウェア(現時点)1.0.0.b13では、起動時に「プッ」と音が鳴ります。            

              08

以上でファームウェアの更新が出来ます。             
             

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