フォト
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 次はSTM32ボードを積極的に使ていきたい(9) | トップページ | 脈拍パルス(?)センサーを試してみる »

2017年3月16日 (木)

次はSTM32ボードを積極的に使ていきたい(10)

Blue Pillボードのフラッシュメモリの容量の確認

Blue PillボードにはARMマイコン STM32F103C8が搭載されています。

STM32F103C8は、公式にはフラッシュメモリ容量は64kバイトなのですが、
実際には128kバイトのものが流通しているとのことです。

実際にどうなのか、ちょっと確かめてしました。
まずは、搭載マイコンの刻印のチェック



STM32F103C8T6」と明記されています。

データシートにより、このマイコンのフラッシュメモリサイズは64kバイトのはずです。

03

次に、実際にフラッシュメモリサイズを128kバイトと仮定して、
その領域の最終領域のアドレス 0x801FC00 に書き込みを行ってみました。
フラッシュメモリはページ単位(1kバイト)で消去、16ビット単位で書き込みが出来ます。

04

書き込み確認用スケッチ

特定の文字列をフラッシュメモリ上の指定アドレスに書き込んで、その内容を
確認するプログラムです。
64kバイト目のページと128kバイト目のページに異なる文字列を書きこんで、
シリアル接続にて内容を確認します。

//
// FILE stm31_testFlash
// フラッシュメモリ書き込みテスト for Arduino STM32
// 作成日 2017/03/16 by たま吉さん
//

#define FLASH_PAGE_SIZE        1024
#define FLASH_START_ADDRESS    ((uint32)(0x8000000))

#include <string.h>
#include "stm32_hexedit.h"
#include "TFlash.h"

uint8_t str1[] = "1234567890A";
uint8_t str2[] = "abcdefghij";

void Arduino_putchar(uint8_t c) {
  Serial.write(c);
}

char Arduino_getchar() {
  char c;
  while (!Serial.available());
  return Serial.read();
}

uint32_t adr0 = FLASH_START_ADDRESS + FLASH_PAGE_SIZE *  63;
uint32_t adr1 = FLASH_START_ADDRESS + FLASH_PAGE_SIZE *  127;

void setup() {
  Serial.begin(115200);
  while (!Serial.isConnected()) delay(100);
  setFunction_putchar(Arduino_putchar); 
  setFunction_getchar(Arduino_getchar); 
  initscr();

  // フラッシュメモリ書き込みテスト
  TFlash.unlock();
  TFlash.eracePage(adr0);
  TFlash.write((uint16_t*)adr0, str1, strlen((char*)str1));
  TFlash.eracePage(adr1);
  TFlash.write((uint16_t*)adr1, str2, strlen((char*)str2));
  TFlash.lock();
}

void loop() {
  // 64kバイトフラッシュメモリ最終ページの参照
  clear();
  hexedit2 (adr0, false);

  // 128kバイトフラッシュメモリ最終ページの参照
  clear();
  hexedit2 (adr1, false);  
}

スケッチを実行して確認すると、64kバイト目のページ、128kバイト目のページに
それぞれちゃんと書き込めていました。

ページ63、64kバイト目のページへの書込みの確認

06

ページ127、128kバイト目のページへの書込みの確認

05

ということで、STM32F103C8T6 ですが128kバイト利用出来ます。
ただし、生産ロット・時期により64kバイトの可能性もあります。

動作確認で利用した、フラッシュメモリ書き込みは色々と使えそうなので
ライブラリ化しました。

   ・Arduino STM32用 内部フラッシュメモリ書き込みライブラリ
     https://github.com/Tamakichi/ArduinoSTM32_TFlash

     まだ、ドキュメント等は未作成です。

     動作確認したスケッチはそのまま、ライブラリのサンプルとして入れています。
     別途、mcursesライブラリ(https://github.com/ChrisMicro/mcurses)が必要です。

 

« 次はSTM32ボードを積極的に使ていきたい(9) | トップページ | 脈拍パルス(?)センサーを試してみる »

arduino」カテゴリの記事

ARM」カテゴリの記事

STM32」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/571408/65024105

この記事へのトラックバック一覧です: 次はSTM32ボードを積極的に使ていきたい(10):

« 次はSTM32ボードを積極的に使ていきたい(9) | トップページ | 脈拍パルス(?)センサーを試してみる »