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STM32

2018年10月11日 (木)

Beginning STM32という電子書籍を楽天で購入したのですが..

("楽天kobo糞過ぎ"というお話です^^)

少し前に、「Beginning STM32 Developing with FreeRTOS, libopencm3 and GCC」という
書籍を見つけ、出版元から直接、PDF版を買わずに楽天からkobo版を買ったところ大失敗でした。

出版元の販売ページ
apress Beginning STM32 Developing with FreeRTOS, libopencm3 and GCC

  https://www.apress.com/la/book/9781484236239

02

Windows上で「Rakuten Kobo Desktop」を使って閲覧しているのですが、
PDFみたいな感覚での利用が全くできません(当然ですが)。

書籍記載のサンプルソースをエディターにコピーしたり、図(ピンレイアウト図)を印刷したり等
一切できません。これは技術書・リファレンスマニュアルとして使うにはちょっと辛い。
コピペしてグーグル翻訳が出来ないのも辛い。
kobo糞過ぎる。

スクリーンショットを取り、利用すればと思いやってみると、

表示内容が真っ黒になり画像化出来ません。

01

引用の手段として出来るのは、ディスプレイに映った内容をデジカメで撮影するくらいです。

Dscn8911

こんな面倒なことをするくらいなら、
新たにapress サイトからPDF版を買った方を購入した方がましですね。

技術書で一切の引用禁止は無茶苦茶使いにくいです。

楽天 kobo版の技術書買わない方が良さそうです。

楽天ポイントを使って割引購入したのですが、大失敗でした。

購入レビューにkoboの不満を書いたらいつの間にか、非公開にされていたので、
先ほど書き直しました。また非公開にされるかもしれません。

今回は勉強代として、apress サイトからPDF版を買いなおすかなぁ..
書籍自体は、BluePillボードをターゲットとした内容で良い感じなのですが..

2018年9月26日 (水)

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32 での単音演奏

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32 のV0.86で追加した、
PLAYコマンドで「ハレ晴レユカイ」を演奏してみました。

Dscn8878

演奏の様子


MML文で使用ているデータは「主体性の無いページ」さん公開が公開しているものを利用しました。
・主体性の無いページ(http://astr.me.land.to/
    MML(http://astr.me.land.to/tool/mabi/)
     ハレ晴レユカイ!(http://astr.me.land.to/tool/mabi/mml/hareyukai.htm)


この曲はアニメ 「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディング曲です。
勝手に使わせて頂き申し訳ないので、宣伝を入れておきます。
(バナーをクリックすると、各サイトにジャンプします)

Banner_sp_haruhi

Fanclub

Banner_kyoani_haruhi

Banner_kyoani_haruhimov

MML文はマビノギMMLに対応しています(ただし同時に1音しか出せません)。
MML文中の頭に"?"を付けると音を出す都度MML文を表示するようにしました。

01


豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32では、NTSC、OLED、TFT等色々とサポートしていますが、
今回は最小構成+圧電スピーカーのシリアルコンソール画面の構成を使っています。

Serialconsole

MML文の音の大きさ指定のV(ボリューム)命令は、PWMのパルス幅の大きさで簡易的に対応しました。
引数の0~15のうち、0~5くらいは強弱が聞いて分かるのですが、
6~15は違いが判りません。まあ、おまけ機能的なものということで勘弁して下さい。


ちなみに、V0.86では、シリアルコンソール画面上で全角文字(シフトJIS)に対応しました。

02

2018年9月17日 (月)

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32 を更新しました

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32 をV0.86に更新しました。

注意:豊四季Tiny BASICのオリジナル版開発は私ではなく、鈴木氏です
オリジナル版 https://github.com/vintagechips/ttbasic_arduino
私は、オリジナル版からSTM32対応と機能拡張をしています。

V0.86の主な追加機能
・音楽演奏機能:PLAYコマンドの追加(MMLはマビノギMMLの文法をまねています)
・シリアルコンソール画面での全角文字対応(シフトJIS)
・TFT画面でのテキスト表示速度の改善(描画速度2倍、スクロール速度10倍)

V0.86からはプロジェクト管理サイトを
・Tamakichi/ttbasic_arduino_stm32
  https://github.com/Tamakichi/ttbasic_arduino_stm32

に変更しました。

01
マニュアル類は整備中です。AsciiDocを使ってリニューアル中です。
定数・コマンド関連のリファレンスマニュアル
https://tamakichi.github.io/ttbasic_arduino_stm32/manual.html

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32 コンパイル環境の構築
https://tamakichi.github.io/ttbasic_arduino_stm32/install.html


今回の修正ですが、
TFT(ILI9341)のフォント描画処理において、LI9341のウィンドウ機能とSTM32の
DMA転送の組合わせ技の効果が絶大で、いい感じに高速化出来ました。
DMA転送処理はオーバーヘッドが大きく、一回当たりのデータ送信量が少ないと、
効果で出ません。

通常、16ビットカラーで1文字(横6x縦8ドットx2バイト =  96バイト)を描画するにおいて、
1ライン目、2ライン目 ... 8ライン目とTFTへの転送アドレスは離散しており、
12バイト単位で8回発生します。オーバーヘッドの大きい、DMA転送において
これは効率が悪いです。

ところが、ウィンドウ機能を使って横6x縦8ドットの領域をウィンドウとして指定すると、
このウィンドウ内のドットは連続したシーケンシャルなデータ(連続したアドレス)とし
扱うことができます。

96バイトバイトを1回のDMA転送で行うことができます。
オーバヘッドが大きい処理が1回で済みます。
これは効果絶大でした。

また、TFT画面のスクロール処理や画面全体の再描画も
ウィンドウ機能を使うことで、DMA転送の一回当たりのデータ送信量を増やし、
DMA転送の回数を減らすことでオーバヘッドの大きい処理回数を減らすことで、
スクロール処理は10倍程度早くなりました。

このテクニックは、DMAを使わなくてもSPIのAPI呼び出し回数の削減にもなるので、
Arduino Unoでの高速化が期待できそうです。

2018年9月 9日 (日)

Arduino IDE + Arduino STM32のスケッチ書き込みで「 アクセスが拒否されました。」のエラー

中古のデスクトップパソコンを購入し、Arduino 関連の開発環境を構築、
Arduino STM32パッケージして、スケッチを書き込もうとすると

  「 アクセスが拒否されました。」
のエラーが発生してスケッチの書き込めないというトラブルが発生しました。

Ide

いつもやっているBlue PillボードへのUSB経由の書き込みなのですが、
うまくいきません。

環境設定で、書き込み時にの詳細を表示するようにして再度やってみると、

maple_upload.bat COM4 2 1EAF:0003 C:\Users\Owner\AppData\Local\Temp\arduino_build_639405/ttbasic.ino.bin

書き込みを行うツールの maple_upload.bat が怪しいようです。
バッチファイルの中を見ると、

   前略
java -jar maple_loader.jar %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
   後略

javaが必要のようです。
Arduino STM32パッケージは、Arduino IDEに含まれているJava環境を利用していないようで
す。

そういえば、この対処は以前もやった気がします。
インストーラやZIP解答のArduino IDEであれば、インストールしたフォルダ内の
Javaにパスを通すことで、対処できるのですが、
今回利用しているArduino IDEはWindowsアプリ版のため、
Arduinoのインストールフォルダが隠し属性かつセキュリティ設定で開けず、
添付のJavaを利用することができません。

とりあえず、今回はJavaを別途インストールすることで対処しました。
対処後、き込みがちゃんと出来るようになりました。

02

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2018年8月25日 (土)

中華製ST-LINKをBluePillボード専用に改造

使い勝手が悪いなぁと思っていた、この中華製ST-LINK、

Dscn8739


「そうだ、Blue Pillボード専用に加工しよう」


とのアイデアが浮かび、やってみました。

このピンヘッダ上にユニバーサル基板を乗せて変換し、左側にメスピンソケットを
取り付けて、Blue Pillボードを直結出来るようしたら便利かもというアイデアです。

01_3


当初、上記パーツをメスピンヘッダで脱着出来るように考えていたのですが、
高さがあり、直接はんだ付けすることにしました。

中略

取りあえず、完成です。
(製作に夢中になり、実物基板の写真を取り忘れてしまいました^^; )

Dscn8741

ショート防止に熱収縮チューブ、布テープを装着しました。
こんな感じで、直結出来ます。

Dscn8742

パソコンに接続し、STM32 ST-LINK Utilityにて問題なく接続出来ました。

Dscn8743

接続した様子

02

これは、結構便利で良さそうです。
ジャンパワイヤの接続は意外と面倒でしたが、ちょっと楽になりました。

2018年8月20日 (月)

Arduino STM32のUSB HIDインタフェースの新しいブートローダー (2)

記事「Arduino STM32のUSB HIDインタフェースの新しいブートローダー」を書いた時点では
Arduino IDEのメニューにてHIDブートローダ経由書き込み指定が出来なかったのですが、
先日の更新後のArduino STM32パッケージをインストールして確認したところ、
メニューに組み込まれていました。

そこで、実際にHID経由でのスケッチ書き込みを試してみました。

09_2


試してみたボード
  ・Blue Pillボード(写真 左)
  ・Bkack Pillボード(写真 中)
  ・RobotDym Blue Pill互換ボード(写真 右)

  Dscn8723

まずはHID用のブートローダを書き込む必要があります。
HID用ブートローダは、本来は下記のサイトが公式サイトになるのですが、
rogerclarkmelbourne/STM32_HID_Bootloader
まだ、Blue Pill用のものしか置いていないようです。若干古い可能性があります。

当面は、オリジナル版開発者の下記のサイトから入手した方が良さそうです。
https://github.com/Serasidis/STM32_HID_Bootloader

ダウンロードして解凍します。
HIDブートローダは、
  STM32_HID_Bootloader\bootloader_F1\bootloader_only_binaries\の中のファイルを利用します。

  ・Blue Pillボード、RobotDym Blue Pill互換ボード
    hid_generic_pc13.bin を利用
  ・Bkack Pillボード
    hid_generic_pb12.bin を利用

ST-Linkを使ってHIDブートローダを書き込みます。

  Dscn8724

ツールは、ST-LINK Utilityを使いました。   

  14

  HIDブートローダのファイルをロードして書き込みます。
  15


  書き込み後、パソコンにUSB経由で接続します。 
  この時、ボードマイコン(ここではBlue Pill)のBOOT1を1に設定してから、
  パソコンに接続します。  LEDが激しく点滅します。
  (この手順が分からす、なかなか書込み出来ませんでた。試行錯誤のため、
    手順としては間違っている可能性があります。)


  Dscn8725

  つなげると、パソコン(Windows 10)でSTM32F HID Bootlooader が認識されました。
  10

デバイスを調べてみると、次のような感じで登録されています。

11

試しに、Lチカスケッチを書き込んでみます。

17

問題無く書き込めました。
マイコンボードのBOOT1を0側にして、リセットボタンを押します。
これで、書き込んだスケッチが実行されます。

再度スケッチを書き込むには、 マイコンボードのUSB接続を抜き、
BOOT1を1にして、パソコンに接続します。
なぜか、USBの接続を一旦抜いてからでないとダメでした。
このあたりは、ちょっと面倒です。
もしたら、手順として間違っている可能性があるため、もう少し試してみます。

HIDブートローダのメリットとしては、
ブートローダが8Kバイトから4Kバイトに小さくなり、利用出来るフラッシュメモリの領域が
4kバイト増えた点と、ドライバーのインストールが不要な点です。

手順(もし、今回のやり方が正しいとすれば)的には、HIDブートローダ経由は、
BOOTピンの設定変更とボートの抜き差しがちょっと面倒です。

USBはCDC(シリアル通信)としても使うので、
HIDブートローダを有効にするために、BOOT1の設定が必要みたいです。

現時点では、HIDブートローダの書込みはWindowsしか対応していないようです。

関連記事
Arduino STM32のUSB HIDインタフェースの新しいブートローダー

2018年8月19日 (日)

TV出力ライブラリ更新を豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32に適用する

先日、修正したArduino STM32用のTV出力ライブラリ
豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32に適用し、コマンドにてNTSC信号の
横位置と縦位置を補正出来るようにしました。

以前入手した3.5インチのTFT LCDモジュール(下記の製品)を使った場合、 
  Podofo 3.5" TFT LCD Display RGB LCD Display Module Kit
  01

デフォルトでは、表示画像の上部が欠けてしまい、どうすることも出来ませんでした。

Dscn8698

Dscn8701

修正ライブラリを組み込み、コマンドにて補正出来るようにしました。
  コマンド
    CONFIG 0,垂直同期補正,横位置補正, 縦位置補正


補正後の画面

Dscn8705

補正した値は、SAVECONFIG コマンドにて内部フラッシュメモリに保存することで
再起動しても状態を保ちます。

補正の様子

ついでに、以前試したブラウン管テレビでの補正も試してみました。

補正前は、左側が欠けてしまっていました。

Dscn8709

補正して、ちょうどよいポジションで表示出来るようになりました。

Dscn8716

ブラウン管テレビでの表示は、次のような感じです。
試したのは、パナソニック 2001年製造の14インチのテレビです。


文字等の表示は、綺麗とは言えませんが、実用的レベルです。
思っていたよりも、まともに表示出来ています。
久しぶりにブラウン管テレビで映像を見ましたが、これはこれで良いですね。

この更新分は、もう少しテストを行ってから公開したいと思います。

2018年8月 5日 (日)

Arduino STM32用のTV出力ライブラリを更新しました

Arduino STM32用のTV出力ライブラリを更新しました。

01

更新したライブラリ
  ・Arduino STM32 TVoutライブラリ
   https://github.com/Tamakichi/ArduinoSTM32_TVout

   修正内容
     ・横解像度448ドット指定時、ビット・バンディングを使ったドット描画位置がずれる
       不具合の対応を行いました。
       これによりdraw系の関数の描画不具合を解消しました。

      ・draw_rect()、draw_circle()の塗りつぶし指定時に塗りつぶし正しく行えない不具合
       の対応を行いました。

      ・adjust()関数に映像の横表示開始位置補正、縦表示開始位置補正を行うための
       引数を追加し、映像表示位置の調整を行えるようにしました。

  ・Arduino STM32 NTSCビデオ出力ラブラリ
   https://github.com/Tamakichi/ArduinoSTM32_TNTSC

   修正内容
      ・adjust()関数に映像の横表示開始位置補正、縦表示開始位置補正を行うための
       引数を追加し、映像位置の調整を行えるようにしました。

   ※ NTSCビデオ出力ラブラリは、TVoutライブラリの下位レイアのライブラリです。
       NTSCビデオ出力のみを行います。
       TVoutライブラリは、描画等のAPIを提供するライブラリです。

   
従来は利用するモニターによっては、表示する映像が上や左に寄り過ぎて欠けたり
した場合、どうすることも出来なかったのですが、今回の修正で補正を行えるようにしました。

こんな感じで、右側が欠けてしまった場合、

02

関数 adjust(0,8,0) にて、映像を左にずらすことが出来ます。

03

さて、Arduino STM32 TVoutライブラリは、ArduinoのTVoutの描画処理を
ベースにしているのですが、オリジナル版に不具合があり、意外とハマりました。

使い勝手も今一よろしく無いので、ライブラリを2つに分けていたり利点を生かし、
Adafruit_GFXを利用したバージョンを別途用意してそちらを利用しようと考えています。



2018年7月14日 (土)

Arduino用漢字フォントライブラリ SPI フラッシュメモリ版の更新

先日の「Arduino用漢字フォントライブラリ SDカード版のSdfat対応」繋がりで、
「Arduino用漢字フォントライブラリ SPI フラッシュメモリ版」を更新しました。
ベースとなっている「Arduino用 SPI接続フラッシュメモリW25Q64ライブラリ」も更新しました。

 

更新ライブラリ
    ・Arduino用漢字フォントライブラリ SPI フラッシュメモリ版
      https://github.com/Tamakichi/Arduino_exfonts

      修正点
          - SPIバスの共有対応
          - Arduino STM32環境での複数のSPIポート利用に対応
          - SPIクロック速度の任意設定対応

    ・Arduino用 SPI接続フラッシュメモリW25Q64ライブラリ
      https://github.com/Tamakichi/Arduino-W25Q64    
          - SPIバスの共有対応
          - Arduino STM32環境での複数のSPIポート利用に対応
          - SPIクロック速度の任意設定対応

    上記2つのライブラリはArduino(Atmega328)、Arduino STM32で利用可能です。

早速、先日の「吾輩は猫である」の漢字フォントを
SDカードからSPI接続フラッシュメモリ(W25Q64)に置き換えてみました。

置き換後の様子

 

スクロールが発生しない文字サイズでは、SDカード版よりもかなり早くなっています。
(表示速度の違いについては、追って追記します^^; )

今回の動作チェックでは、BluePillボードの代わりにRobotDyn製の互換ボードを利用しました。

Dscn8422

BluePillボード(右)と比べるとRobotDyn製互換ボードは、幅が狭いので、
ブレッドボードを有効活用出来ます。

SPIバスの共有動作チェックする際、BluePillボードでは片側が1列しか確保出来ないため、
仕方なく置き換えました。

Dscn8421

RobotDyn製互換ボードは、BluePillボードよりも品質が良く、
ブートローダ付きの製品もあります。
ただし、お値段がBluePillボードよりもちょっと高いです。
(単品購入だと、送料込みでBluePillボードの3倍!!)

STM32F103C8T6, STM32 bootloader compatible for Arduino IDE or STM firmware,
ARM Cortex-M3 Minimum System Development Board

02

送料がかかるので、RobotDyn製の他のパーツとセットで購入が良いと思います。

 

2018年7月11日 (水)

Arduino用漢字フォントライブラリ SDカード版のSdfat対応

以前作成した「Arduino用漢字フォントライブラリ SDカード版」をSdfatライブラリ対応しました。
Arduino標準のSDライブラリを使うよりもパフォーマンスが向上します。

 
  ・Arduino用漢字フォントライブラリ SDカード版
   https://github.com/Tamakichi/Arduino-KanjiFont-Library-SD

Arduino STM32でも利用可能です。BluePillボードでグラフィック液晶モジュールで
日本語表示をやってみました。

      Dscn8411


動いている様子


タッチスクリーンの競合等の動作チェックのため、簡単なお絵描き機能を付けています。
フォントを逐次、SDカードから読んでいるのでさすがに表示は遅いです。

スクロールはグラフィック液晶モジュールから1ラインづつ読み込んだデータを
上にフォント幅分、ずらした位置に描画するここで実装しています。
フォントデータをメモリ上に乗せられないため、先日の高速処理は行えません。
もし、フレームバッファ150kバイト確保できるマイコンボードなら、
マイコンボード上でスクロールして転送するなどして高速に出来るのですが、
BluePillでは、これが限界ですね。

スケッチ

//
// フォントライブラリ利用サンプル
// 作成 2018/07/10 by たま吉さん
//

#include <sdfonts.h>
#include <Adafruit_GFX_AS.h>     
#include <Adafruit_ILI9341_STM.h>
#include <XPT2046_touch.h>

// TFT制御用ピン
#define TFT_CS  PA0
#define TFT_RST PA1
#define TFT_DC  PA2

// タッチスクリーンCSピン
#define TS_CS  PA3 

// タッチスクリーン領域
#define TS_MINX 600
#define TS_MINY 440
#define TS_MAXX 3460
#define TS_MAXY 3460

#define MY_SPIPORT  2   // SPIポートの指定 1:SPI ,2:SPI2

//
// ※SdFatを使う場合は、sdfontsConfig.hのSDFONTS_USE_SDFATに1を設定し、
//   SdFatまたは、SdFatEX型のグローバルオブジェクトSDを用意すること
//

// 利用するSDオブジェクトの定義
#if SDFONTS_USE_SDFAT == 1
  #include <SdFat.h>
  #if ENABLE_EXTENDED_TRANSFER_CLASS == 1
    SdFatEX  SD(MY_SPIPORT);
  #else
    SdFat    SD(MY_SPIPORT);  
  #endif
#else
  #include <SD.h>
#endif

SPIClass  SPI_2(2); // タッチスクリーン用SPI

// タッチスクリーン制御用
XPT2046_touch ts(TS_CS, SPI_2); // Chip Select pin, SPI port

// TFT制御用
SPIClass  SPI_1(1);
Adafruit_ILI9341_STM tft = Adafruit_ILI9341_STM(TFT_CS, TFT_DC, TFT_RST,SPI_1);

// スクロールアップ
void scrollUp(uint16_t y0,uint16_t h,uint16_t bg) {
  uint16_t sc_w = tft.width();
  uint16_t sc_h = tft.height();
  uint16_t buf[sc_w];

  for (uint16_t y=h+y0; y < sc_h; y++) {  
    tft.readPixels(0, y, sc_w-1, y, buf);
    tft.setAddrWindow(0, y-h, sc_w-1, y-h);
    tft.pushColors(buf, sc_w, 0);
  }
  tft.fillRect(0, sc_h-h, sc_w-1, h, bg);
}

// 指定位置に1文字表示
void mputc(uint16_t x, uint16_t y, uint8_t* buf, uint16_t fg, uint16_t bg) {   
  uint16_t w = SDfonts.getWidth();
  uint16_t h = SDfonts.getHeight();
  int16_t byteWidth = (w + 7)>>3;
  uint8_t byte = 0;

  // フォントの描画
  tft.setAddrWindow(x, y, x+w-1, y+h-1); // 描画領域の設定
  for(int16_t j=0; j<h; j++, y++) {
    for(int16_t i=0; i<w; i++) {
      byte = (i & 7) ? byte<<1 : buf[j * byteWidth + (i>>3)];
      tft.pushColor((byte & 0x80) ? fg : bg);
    }
  }
}

// 指定位置に文字列表示
void mprint(uint16_t x, uint16_t y, char* str, uint16_t fg, uint16_t bg) { 
  uint8_t buf[MAXFONTLEN]; 
  int16_t   len,x0 = x, y0 = y;
  char* pUTF8 = str;

  SDfonts.open();   // フォントのオープン
  while ( pUTF8 = SDfonts.getFontData(buf, pUTF8) ) {  // フォントの取得
    mputc(x, y, buf ,fg, bg);
    if (x + SDfonts.getWidth()*2 < tft.width()) {
      x += SDfonts.getWidth()+1;  
    } else {  
      x = x0;
      if (y + SDfonts.getHeight()*2 < tft.height()) {
        y += SDfonts.getHeight()+2;
      } else {  
        scrollUp(y0, SDfonts.getHeight()+2, bg);
      }
    }
  }      
  SDfonts.close();   // フォントのクローズ
}

void setup() {
  Serial.begin(115200);
  delay(1000);
#if SDFONTS_USE_SDFAT == 0
  SPI.setModule(2);
#endif

  // フォント管理の初期化
  if(!SDfonts.init(PB0)) {                
    Serial.println(F("sdfonts init error"));
    exit(1);
  }
  Serial.println(F("test sdfonts liblary"));
  
  ts.begin();
  tft.begin();
  tft.setRotation(3);
  tft.fillScreen(ILI9341_BLACK); 
}

static const char* text =
   "吾輩は猫である。名前はまだ無い。"
   "どこで生れたかとんと見当がつかぬ。"
   "何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。"
   "吾輩はここで始めて人間というものを見た。"
   "しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。"
   "というのは時々我々を捕つかまえて煮にて食うという話である。"
   "しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。"
   "ただ彼の掌のひらに載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。"
   "掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始めであろう。"
 ;

void loop() {
  //7種類のフォントサイズで文字列表示
  for (uint8_t i =0 ; i <7; i++) {
    tft.fillScreen(ILI9341_BLACK);
    SDfonts.setFontSizeAsIndex(i);
    mprint(2, 2, (char*)text, ILI9341_WHITE, ILI9341_BLACK);

    // テキスト表示後、3秒間タッチスクリーンを使って描画出来る
    // (SDfontsとタッチスクリーンのSPIバス共有利用の動作確認)
    uint32_t t = millis() + 3000;
    while(millis() < t) {
      TS_Point p = ts.getPoint();
      p.x = tft.width() - map(p.x, TS_MINX, TS_MAXX, 0, tft.width());
      p.y = tft.height() - map(p.y, TS_MINY, TS_MAXY, 0, tft.height());

      if (p.x >=0 && p.x < tft.width() && p.y >=0 &&  p.y < tft.height()) {
         tft.fillCircle(p.x, p.y, 3, ILI9341_RED);
      }       
    }
  }
}

表示速度の改善方法としては、
Arduino用漢字フォントライブラリ SPI フラッシュメモリ版」への置き換えで
かなり改善出来ると思います。これについてもちょっとやってみます。
Arduino Unoでも同じこと出来るかも試したいと思います。

より以前の記事一覧