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STM32

2019年4月 9日 (火)

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32用基板を頂きました

Facebookのお友達から、豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32用の基板を頂きました (^_^)

Dscn9939

早速、手持ちのパーツをかき集めて組み立てみました。

Dscn9940

完成しました。
やはり専用基板があると、組み立てが楽ちんです。

Dscn9956

GROVE端子にてCardKeyBoard(PS/2インタフェース改造版)が直接接続可能です。
まずは、NTSC版のファームウェアを書き込んでの動作確認。
問題なく動作しました。

Dscn9951

次に、TFT版のファームウェアを書き込んでの動作確認。

裏面には3.2インチのTFT液晶の取り付けが可能です。
ひっくり返して、TFT版として利用出来ます。

Dscn9963

こちらも問題なく動作く動作しました。
TFTモジュール側のSDカードスロットでのSDカードの利用も可能です。
漢字フォントを読み込んで、日本語表示も問題無しです。

だだしこのキーボード、やはりちょっと入力しにくいです。
そこで以前製作した USB・PS/2 変換モジュール を思い出し、試しに使ってみました。

Dscn9959

Bluetoothドングルを使ってポケモンキーボードを接続して利用、
いい感じで文字入力出来ました。
USB・PS/2 変換モジュール  を活用することにします。
このケースを3Dプリンターで作ればもう少し小型化も出来ると思います。

う~ん、やはり自分で基板を製作したいですね。
いずれ、チャレンジしたいと思います。
頂いた基板、レイアウトやマルチに使える機能、大変参考になりました^^

2019年4月 1日 (月)

Arduino用 MML文演奏ライブラリの作成 その1

Arduino および Arduino STM32環境で利用できる
MML(Music Macro :ミュージック・マクロ・ランゲージ) 演奏ライブラリを作成中です。
ゲームなんかでも利用できるよう、バックグラウンド演奏にも対応予定です。

01

ハードウェア依存部分を切り離して利用できるようにと、
音を出す処理(実際は関数)をアタッチして利用する形式にしています。
これにより、Arduino、Arduino STM32やMIDI出力等に柔軟に対応できると思います。
02_1

ほぼ完成で、マニュアル作成および動作確認を残すのみです。
ArduinoTVoutとの併用も出来るか等、動作確認をやろうと思っています。

サンプルプログラム
Arduino STM32環境にてBluePillボードを使った単音演奏のサンプルプログラムです。

とりあえず、こんな感じです。
ココログのシステムリニューアルで、不具合が続出で<pre>での
プログラムソースの表示がおかしくなります。

<pre></pre>の中に<br>が追加されたりと、分断されたりと
<pre></pre>ブロックを認識出来ないようです。
システム不具合が改善されてから、改めて修正します。

直接挿入は諦めて、GitHubのgistを使ったソース挿入に変更しました。

2019年3月21日 (木)

BluePillボードで4桁7セグLEDの制御

先日のArduino STM32用タイマー割り込みライブラリを使って、
BluePillボードを使って、4桁7セグLEDをダイナミック点灯にて制御してみました。

Dscn9818

動いている様子



以前、秋月電子で入手して放置していた 4桁7セグLEDはOSL40562-IG を利用しました。
このOSL40562-IGアノードコモンでVFが3.3Vと高く 少々使いにくです。

  ダイナミック接続4桁高輝度緑色7セグメントLED表示器 アノードコモン アノード共通接続 OSL40562-IG

  01


03

とりあえず、次のような回路で駆動させてみました。

02

BluePillボードの5Vトレラント対応のピンを使って駆動させます。
各LEDに流れる電流は5mA程度にしています。
I = (5[V] - Vf[V] ) / 330[Ω]  = (5 - 3.3) /330 = 0.00515[A] ≒ 5[mA]

各桁セグメントDIG1 ~ DIG4は、LED8個分の40mAが流れます。 
BluePillボードでは20mAまでしか流せないため、PNPトランジスタ 2SA1015を使って
駆動させるようにしました。

スケッチ
//
// 4桁高輝度緑色7セグメントLED表示器(アノードコモン) OSL40562-IG の制御
// 2019/03/17 たま吉さん 
// 利用パーツ
//  BluePillボード
//  4桁7セグメントLED  OSL40562-IG x 1
//  桁制御用トランジスタ    2SA1015L-GR x 4
//  LED電流制御用抵抗       330Ω x 8
//  トランジスタベース抵抗  10kΩ x 4
//

#include "TimerEvent.h"

// タイマー割り込み管理
TimerEvent ticker;     
#define REFTIME 4

// デジタルピンの定義
#define DIG1  PB12
#define DIG2  PB13
#define DIG3  PB14
#define DIG4  PB15
#define SEGA  PB3
#define SEGB  PB4
#define SEGC  PB6
#define SEGD  PB7
#define SEGE  PB8
#define SEGF  PB9
#define SEGG  PB10
#define SEGP  PB11

// 桁表示ON・OFF
#define DIG_ON   0
#define DIG_OFF  1

// セグメント表示ON・OFF
#define SEG_ON   0
#define SEG_OFF  1

// セグメントビット定義
#define BIT_A 0b10000000
#define BIT_B 0b01000000
#define BIT_C 0b00100000
#define BIT_D 0b00010000
#define BIT_E 0b00001000
#define BIT_F 0b00000100
#define BIT_G 0b00000010
#define BIT_P 0b00000001

// フォントの定義
const uint8_t font[12] = {
  BIT_A|BIT_B|BIT_C|BIT_D|BIT_E|BIT_F,       // 0
  BIT_B|BIT_C,                               // 1
  BIT_A|BIT_B|BIT_G|BIT_E|BIT_D,             // 2
  BIT_A|BIT_B|BIT_G|BIT_C|BIT_D,             // 3
  BIT_F|BIT_B|BIT_G|BIT_C,                   // 4
  BIT_A|BIT_F|BIT_G|BIT_C|BIT_D,             // 5
  BIT_A|BIT_F|BIT_E|BIT_D|BIT_C|BIT_G,       // 6
  BIT_A|BIT_B|BIT_C,                         // 7
  BIT_A|BIT_B|BIT_C|BIT_D|BIT_E|BIT_F|BIT_G, // 8
  BIT_A|BIT_B|BIT_C|BIT_D|BIT_F|BIT_G,       // 9
  0,                                         // ブランク
  BIT_G,                                     // -
};

// 桁制御ピン
const uint8_t pin_dig[4] = {
  DIG1, DIG2, DIG3, DIG4,
};

// セグメント制御ピン
const uint8_t pin_seg[8] = {
  SEGA, SEGB, SEGC, SEGD, SEGE, SEGF, SEGG, SEGP,
};

// 表示用データ
volatile uint8_t digit[4];

// タイマー割り込み呼び出し関数
void dinamic_update() {
  static uint8_t cnt = 0;
  for (uint8_t i = 0; i < 4; i++)
    digitalWrite(pin_dig[i], DIG_OFF); 
  for (uint8_t i = 0; i < 8; i++)  
     digitalWrite(pin_seg[i], digit[cnt] & (0x80>>i) ? SEG_ON:SEG_OFF);
  digitalWrite(pin_dig[cnt], DIG_ON); 
  cnt++; if (cnt == 4) cnt = 0;
}

// データのクリア
void cls() {
  digit[0] = 0; digit[1] = 0; digit[2] = 0; digit[3] = 0;
}

// 数値の設定
void setNumber(uint16_t n, uint8_t dt = 0) {
  if (n>9999)
    return;

  cls();
  uint8_t dec = 0;
  // 4桁目
  if (n >= 1000) {
    digit[0] =font[ n / 1000]; n = n % 1000; dec = 1;
  }
  // 3桁目
  if (n >= 100) {
    digit[1] = font[n / 100]; n = n % 100; dec = 1;
  } else if (dec) {
    digit[1] = font[0];
  }
  // 2桁目
  if (n >= 10) {
    digit[2] = font[n / 10]; n = n % 10; dec = 1;
  } else if(dec) {
    digit[2] = font[0];
  }
  // 1桁目
  digit[3] = font[n];

  // 小数点
  if(dt && dt <=4) {
    digit[4-dt] |= BIT_P;
  }
}

void setup() { 
  //  桁ピンの初期化
  for (uint8_t i = 0; i < 4; i++) {
    pinMode(pin_dig[i], OUTPUT_OPEN_DRAIN);
    digitalWrite(pin_dig[i], DIG_OFF);
  }

  //  セグメントピンの初期化
  for (uint8_t i = 0; i < 8; i++) {
    pinMode(pin_seg[i], OUTPUT_OPEN_DRAIN);
    digitalWrite(pin_seg[i], SEG_OFF);
  }

  // 表示データの初期化
  for (uint8_t i = 0; i < 4; i++) {
    digit[i] = 0;
  }

  // LEDダイナミック点灯用割り込み設定
  ticker.set(REFTIME, dinamic_update);  // REFTIME間隔で dinamic_update()を呼び出す
  ticker.start();                       // タイマー割り込み実行開始
}

void loop() {
  static uint16_t n = 0;
  setNumber (n,millis()%1000>500?1:0);
  delay(100);
  n++; if (n>9999) n = 0;
}

タイマー割り込みは4m秒間隔で実行させています。
一回の割り込みで4桁のうちの1つを表示させています。
全桁更新周期は 4m秒 x 4 = 16m秒 ≒ 1/60秒 です。
これは、人間の目がちらつきを感じない周期です。
これ以上遅くすると、ちらついて見えます。

電圧を5Vではなく、3.3Vにしても問題なく点灯出来ました。
VF 3.3Vとありますが、実際はもっと低い値のようです。

2019年3月17日 (日)

Arduino STM32用タイマー割り込みライブラリを作成しました

Arduino STM32用のタイマー割り込みライブラリを作成しました。

・Arduino STM32用 簡易タイマー割り込みライブラリ (Tamakichi/STM32_TimerEvent)
  https://github.com/Tamakichi/STM32_TimerEvent

Arduino STM32では、最初から強力なタイマー割り込みライブラリがあるのですが、
少々設定が面倒なので、もう少しお手軽に使えるライブラリを作成しました。
(正確には、ラッパークラスライブラリですね)

次のような感じで使います。
BluePillボード上にあるLEDを0.5秒間隔で点滅するスケッチです。
#include "TimerEvent.h"

#define LED_PIN  PC13 // LEDピン

// タイマー割り込み管理
TimerEvent ticker;     

// タイマー割り込み呼び出し関数
void handle_timer() {
  static uint8_t sw = LOW;
  sw = !sw;
  digitalWrite(LED_PIN, sw);      // LEDの制御
}
 
void setup() {
  pinMode(LED_PIN, OUTPUT);
  ticker.set(500, handle_timer);  // 0.5秒間隔で handle_timer()を呼び出す
  ticker.start();                 // タイマー割り込み実行開始
}

void loop() {

}
 

設定できる割り込み間隔は 1ミリ秒 ~ としています。
利用するハードウェアタイマを明示的に指定することが出来ます。

次のような感じで複数のタイマー割り込みを同時実装することも出来ます。
また、割り込み優先度を指定することが出来ます。

// タイマー割り込み管理
TimerEvent ticker1(Timer1);
TimerEvent ticker2(Timer2);
TimerEvent ticker3(Timer3);
TimerEvent ticker4(Timer4);
・・・

ticker1.set(100, handle_timer1); ticker1.setPriority(14);
ticker2.set(200, handle_timer2);
ticker3.set(400, handle_timer3);
ticker4.set(800, handle_timer4);
・・・

ticker1.start();
ticker2.start();
ticker3.start();
ticker4.start();

上記では、ticker1の優先度をticker2 ~ ticker4 よりも上げています。
ticker1は、ticker2 ~ ticker4の割り込み処理実行中に更に割り込んで実行できます。
ticker1の割り込み実行中は、ticker2 ~ ticker4の割り込み実行は保留されます。

割り込み優先度の設定については、シリアル通信、I2C、ピン変化等の割り込み優先度も
考慮して設定する必要があります。

割り込み優先度は0~15の16レベルがあり、
デフォルトでは、すべての割り込み優先度は最低の15が設定(0が最優先)されています。
ただし、同一の優先度の場合は、割り込みベクター番号が小さいほど優先度が高いです。

このたりの詳細については、Arduino STM32の低レベルAPI nvic.h が参考になると思います。
Nested Vector Interrupt Controller (NVIC) support(nvic.h)


元祖 AVR版Arduinoでも割り込み機能はあるのですが、
優先度が固定のため、特定の割り込み処理中でI2C通信が出来ない等、
(I2Cの割り込み優先度は最低レベルに近い)
多重割り込みを使う場合、場合によっては色々と難儀しました。

その点、ARM cortex M3 の割り込み機構 NVIC はかなり強力で自由度があり
使いやすいです。

2019年3月 6日 (水)

I2Cインタフェースの小型キーボードを試してみる

AliexpressにてM5Stack用のI2Cインタフェースのキーボードを見つけ、入手しました。

  M5Stack Official CardKB Mini Keyboard Unit MEGA328P GROVE I2C

  02

CardKBに関する情報
  ・M5Stack - docs CardKB
  ・Github M5-ProductExampleCodes/Unit/CARDKB/
  ・frame and key-top for M5Stack CardKB


送料がちょっと高めで、1個だけ購入すると割高のため2個購入しました。
M5Stack公式製品なので、そのうちスイッチサイエンスでも販売されるかもしれません。


到着した製品

Dscn9721

ボード

Dscn9722

ATmega328Pが乗っています。ボードの左下にISP用の端子用のランドがあります。

公開されているファームウェアのソースを見ると、Arduinoでベースのようです。
水晶振動子が無いので、内部RC発信8MHzっぽいです。

とりあえず、豊四季Tiny BASIC for STM32環境でI2C接続で使ってみました。

Dscn9729

コネクタがGROVE仕様のため、長足のシングルピンソケットを加工して、
ブレッドボードでつかえるようにしました。
2mmピッチなので、微妙にピンを曲げています。

Dscn9726 Dscn9727

とりあえず、動作しました。
ただし、豊四季Tiny BASICのI2CR()関数に不具合を見つけ、豊四季Tiny BASICを
少々、修正しました。

01

3.3Vで動作しました。
I2Cのバスクロックは100kHz、400kHzとも試してみましたが動作しました。

ボード上にNeoPixel(LED)が乗っているのですが、
シフトキーのロック、シンボルキーのロック等の状態を、色や点滅で状態を教えてくれます。
文字入力は意外とストレスを感じないですが、タクトスイッチのボタンが固いのが残念です。

ファームウェアがArduinoなので、改造してPS/2インタフェースに変更できるかもしれません。


追記

IchigoJamでもI2Cインタフェースで利用出来ました。

Dscn9733

2019年2月18日 (月)

入手したボード用 Arduino STM32用ブートローダの作成

AliexpressにてSTM32F103RCT6搭載miniボード(写真の上のボード)を
入手したのですが、Arduino STM32環境で使うためのブートローダが
用意されていないため、ソースからビルドして用意しました。

その時のまとめメモです。

ブートローダの作成はWindows 10環境にて行いました。

Dscn9600


ボードの調査


ボート別にたくさんのブートローダが用意されていますが、基本的な相違は、
  1) ボード上のLEDの制御用ポート番号
  2) 永続モード設定用のボタン用のポート番号

です。この修正版を用意すれば良いわけです。

今回入手したボードは、2つのLEDがPC0、PC1に接続、1つのボタンがPC2に接続しています。

 

02

 

ボタンは、押すとLOWになるタイプです。

03

 

そこで、ブートローダで利用するLEDをPC0、ボタンをPC2として利用することにします。

ブートローダの作成には、下記の情報が大変参考になりました。

ただし、参考にした情報はLinux環境でのビルドのため若干方法が異なります。

参考サイト
   ・Visuariddim - STM32Duino Bootloaderの自前ビルドとか


ブートローダのビルドに必要なものの用意

1)Arduino STM32ブートローダのソースファイル

  STM32duino-bootloader
  https://github.com/rogerclarkmelbourne/STM32duino-bootloader

上記からダウンロードまたは、gitコマンドでcloneを作成します。
ここでは、解凍したフォルダを D:\work\STM32duino-bootloader とします。

2)makeコマンド

  Cygwinのmake.exeを利用しました。
  ※Cygwinのインストール時にmakeパッケージのインストール指定が必要です。   

04

インストールしたCygwin環境のコマンドパスを調べておきます。
ここでは、C:\cygwin64\bin とします。


3)arm-none-eabi-gcc 4.8.x

  Arduino IDEの環境のものを利用しました。   

  arm-none-eabi-gccの絶対パスの調査

05

Arduino IDEの環境設定画面下の赤枠部分のパスをクリックすると、
エクスプローラーが起動します。
そこから、フォルダpackagesに下記のパスがあることを確認します。
\packages\arduino\tools\arm-none-eabi-gcc\4.8.3-2014q1\bin\

エクスプローラーのアドレスバーの絶対パスをコピペして、
D:\work\STM32duino-bootloader\ の下に
環境設定用のバッチコマンド makeenv.bat をメモ帳で作成します。

makeコマンドへのパスが通っていない場合、
一緒にmakeコマンドのパスの設定します。

makeenv.bat の中身

PATH=%PATH%;C:\Users\Owner\AppData\Local\Arduino15\packages\arduino\tools\arm-none-eabi-gcc\4.8.3-2014q1\bin;C:\cygwin64\bin; 

※ アップデート等により、4.8.x以降のパス名称は異なる可能性があります。

ファイルの修正

新しいボード用のブートローダ作成にために、
D:\work\STM32duino-bootloader\にあるMakefile、config.h を修正します。

追加は面倒なので、既存のgeneric-pg15 用の定義をgeneric-pc0に変更します。

1)Makefileの修正
  メモ帳で開いて、置換機能でpg15 ⇒ pc0、PG15 ⇒ PC0に置換して保存します。

06_2

07

2)config.hの修正

メモ帳でconfig.hを開き、PG15で検索して該当する定義を参照します。

08

次に、下記の修正をします。
ターゲット
  PG15 ⇒ PC0
LED
  GPIOG ⇒ GPIOC
  15 ⇒ 0
Button
  14 ⇒ 2
  1 ⇒ 0

この修正は、LEDがPC0(1でON)、ボタンにPC2(0でON)を割り当てるためです。

09

保存してメモ帳を閉じます。


ブートローダのビルド

コマンドプロンプトを起動し、 D:\work\STM32duino-bootloader  フォルダに移動し、
作成しておいた環境設定バッチコマンドを実行します。

さらに、makeコマンドを実行します。
ターゲットは generic-pc0 を指定します。

> make generic-pc0

12

ビルド処理が実行されて、程なく genenic_boot20_pc0.bin が
D:\work\STM32duino-bootloader\bootloader_only_binaries\ に
作成されます。

13

 

 

 


ボードへのブートローダの書き込み

 

ST-Linkを使って書き込みを行いました。

 

 

 

 

 

Dscn9661

ボードを接続し、STM32 ST-Link Utilityにて、genenic_boot20_pc0.bin を読み込んで
書き込みを行いました。

 

14

ブートローダの書き込み後は、USB経由でのスケッチ書き込みです。

ボードを永続モード(スケッチ書き込み待ち状態)にて、最初のスケッチを書き込ます。
永続モードの設定は、ユーザーボタンを押したまま、リセットボタンを押します。
LEDが点滅して永続モードの状態を示します。

 

16

スケッチも問題なく書き込めました。

 

Dscn9662

スケッチ書き込み後は、COMポートも認識出来ました。

以後、このボードはArduino IDE環境でUSB経由でスケッチが書き込めます。
ブートローダのコンパイルはLinux環境の方が楽ですね。

 

2019年2月15日 (金)

Arduino STM32のBluePill用ブートローダについて

Arduino STM32のBlue Pill用のブートローダ、
いつの間にか、いくつか修正があるようです。私も把握していませんでした。


Blue Pill用の3種類のブートローダ
1)bootloader_only_binaries/generic_boot20_pc13.bin
2)bootloader_only_binaries/generic_boot20_pc13_fastboot.bin
3)binaries/generic_boot20_pc13.bin

1)は従来のものですが、永続モードの設定ピンがPC14から、
PB2(=BOOT1のピン、ボードの黄色いピンです)に変更されています。

ここで、永続モードとはリセット直後にスケッチ書き込みを待ち続けるモードです。
初回のスケッチ書き込み時に利用します。

2)は、リセット直後0.5秒間のスケッチ書き込み待ちを省略したバージョンのようです。
まだ試していないため、挙動は不明です。

3)は1)にLチカスケッチを結合したバージョンです。
スケッチが結合されているため、永続モードに設定して
最初のスケッチを書き込む作業が省略できます。

永続モードからみで少々考察し、まとめてみました。
もしかしたら正しくないかもしれません。

USB経由でのスケッチ書き込みについて
Arduino STM32では、
Arduino IDEからUSB経由(Upload methodにSTM32duino bootloader指定)での
スケッチの書き込みは、次の手順で行われます。

1)USBシリアルポート経由でBluePillボードをリセットさせる
2)リセット後、ブートローダが0.5秒間書き込み待ちを行い、スケッチを書き込む

02

この手順では、スケッチに組み込まれているUSBシリアル通信ドライバも必要です。
ですので、初回のスケッチ書き込みが重要となります。
スケッチが書き込まれていないと、自動でのスケッチ書き込みが出来ません。

ブートローダだけ書き込んだ際の状態は...
・ブートローダには、USBシリアル通信ドライバは組み込まれていません。
・DFUはリセット直後時のみ有効、パソコンに接続してもデバイス認識されません。
・BluePillをパソコンに接続しても、COMポートへの接続は見えません。
・BluePillにブートローダだけでは、Arduino IDEからはリセットがかけられません。


ですので、初回のスケッチ書き込みは重要です。

初回スケッチ書き込み対策
・書き込みのタイミングで、手動でリセットボタンを押す
・または、永続モードに設定してスケッチの書き込み待ちを行った上で、
  スケッチの書き込みを行い、その後、永続モードの設定を解除する。

Arduino IDEのシリアルポートの設定を行っていない場合や、
ことなるシリアルポートを設定している場合でも、リセットボタンを押す、
永続モードに設定することでスケッチの書き込みを行うことが出来ます。

また、スケッチプログラムが暴走している場合、シリアルポートを経由での
リセットが機能しない場合があります。この場合も、リセットボタンを押す、
永続モードに設定することでスケッチの書き込みを行うことが出来ます。


USB経由の書き込みはトラブルも多いので、
上手くいかない場合は、ST-LINNK経由での書き込みを推奨します。

関連記事
・FASTBOOT option has been added to the maple bootloader

・BluePill bootloader updated to use boot1 as the button

2019年2月 6日 (水)

Arduino Basicを改良してシリアルコンソール対応

Robin Edwards氏が開発し、公開している「Arduino Basic」を
シリアルコンソールで使えるように改良しました(ArduinoArduino STM32対応)。

Dscn9589

オリジナル版
・Arduino Basic

改良版
・Arduino Basic (シリアルコンソール対応版)
  https://github.com/Tamakichi/ArduinoBASIC


Arduino BASICは、Tiny BASICとは異なり、小数、文字列、多次元配列が利用出来ます。
変数名も8文字まで付けられます。かなり本格的なBASIC言語です。

オリジナル版は、OLED画面+PS/2キーボードで利用する形式なのですが、
プログラミング言語としてどれくらい使えるのかを評価するため、
プログラミング効率向上のために、シリアルコンソール利用に変更しました。

こんな感じで、TermTerm等で利用出来ます。

01

簡単なスクリーン制御(CLS、POSITIONコマンド、BSキーで文字削除)にも対応しました。
ただし、オリジナル版と同様にスクリーンエディタは未対応です。

02

改良点
  ・画面表示をOLEDからシリアルコンソールに変更
  ・PS/2キーボード利用は廃止(シリアルコンソールから入力)
  ・コマンド実行後、OKプロンプトを表示するように変更
  ・Arduino STM32 (Blue Pill対応) 、ただしLOAD、SAVE、TONEピンは未対応
  ・プログラムソースに日本語コメント追加、ソースの整形
  ・ファイル名arduino_BASIC.ino をarduinoBASIC.ino に変更
  ・プログラムの中断は[ESC]キーまたは、[CTRLC]で行う。

今後の改良を考えて、コメントに日本語訳、説明追記を行いました。

03

Blue Pillボード(STM32F103C8T6)でも、I/Oピンを使ったデジタル入出力が可能です。

Lチカプログラム

10 pc13=32
20 PINMODE pc13,1
30 PIN pc13,1
40 PAUSE 500
50 PIN pc13,0
60 PAUSE 500
70 GOTO 30

スクリーンエディタ対応は、やってみようと思います。
利用出来るコマンドについては、配布ページのドキュメントに記載しています。

追記

プログラムソースを読んでいると、このArduino BASIC
変数の管理方式があまり良くないです。
中間コード方式を採用しているのに、変数名はコード化せず、
そのまま文字列で管理しています。

マズい処理方式
・実行時に、変数テーブルに変数を変数名(文字列)で登録
・変数参照の都度、変数テーブルを単純文字列検索でなめて該当変数にアクセスする

この作りだと、変数を多用すると指数的(実際は2乗)に実行速度が落ちると思われます。
行入力時の中間コード化の時点で、変数テーブルへの登録を行い、
変数はコード化して、中間コード化したプログラムに埋め込み等の修正が必要です。

本格的に改造して利用しようと思ったのですが、
ちょっとテンション(モチベーション)下落、ちょっと微妙になってきました。

追記 2019/02/08

別途、Arduino STM32対応版をおこしました。

・Arduino Basic シリアルコンソール対応(Arduino STM32専用)
https://github.com/Tamakichi/ArduinoBASIC_STM32

変更点
  ・プログラム領域を4096バイトに増量
  ・フルスクリーンエディタ対応(全角文字 シフトJISも利用可能)
  ・LOAD [n] 、SAVE [n] でロード、セーブ対応(nは0~ 5)

コンパイルにはArduino STM32が必要です。
Blue Pillボード(STM32F103C8T6)、フラシュメモリ128kバイト利用です。




2018年12月13日 (木)

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32 をV0.87に更新しました

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32 をV0.87に更新しました。

公開サイト
・豊四季タイニーBASIC for Arduino STM32V0.87β
  https://github.com/Tamakichi/ttbasic_arduino_stm32

  テストが不十分でβ版です^^;

マニュアルの作成がまだまだ進まないのですが、とりあえすコマンドリファレンスを
V0.87対応に更新しました。

・「豊四季タイニーBASIC for Arduino STM32」 コマンドリファレンス(更新中)

V0.87の主な追加機能


・漢字フォント利用の対応(SDカード上のシフトJISコードフォントファイルを利用)
   - KANJI コマンドによる全角文字列の描画が出来る
   - SETKANJI コマンドで全角文字描画時のフォントサイス等の設定が出来る
   - KFONT コマンドによる、漢字フォントデータの取得が出来る

・内部フラッシュメモリのプログラム保存領域の直接書き換え対応
   - 仮想化ドレスPRG2 の追加
   - BANK コマンドの追加
   - FWRITE コマンドの追加、
   - BLOAD コマンドの機能強化でバイナリファイルに直接書き込みに対応

   この機能は少々危険ですが、プログラム保存領域4096バイト x 6本の領域を
   有効利用するために、データを配置して利用出来たら.. と思い追加しました。
   
   SDカード上のバイナリーファイルをBLOADコマンドでフラッシュメモリに
   読み込んだり出来ちゃいます。
   ファイルからちょっとした画像や文書データを読み込んで配置出来ます。

・バイナリファイル操作の機能強化
   - BLOADBSAVE コマンドで、ファイル内読み書き位置を指定可能にしました

   ちょっとしたレコードファイルの構造を実現できると思います。

・文字列比較関数の追加
   - STRCMP 関数を追加しました

・グラフィック描画関連のコマンド追加
   - GCOLOR GCLS コマンドの追加

・その他
   いくつかの不具合対応を行いました


ここで、あらためて補足ですが、
豊四季Tiny BASICのオリジナル版開発は私ではなく、鈴木氏です。
私は、オリジナル版をSTM32対応し、機能拡張しているのみです。
オリジナル版  https://github.com/vintagechips/ttbasic_arduino


今後の予定としては、機能追加はこのあたり迄として、
ドキュメントの充実、BASICプログラムの作成、基板作成を行っていこうと思っています。

2018年12月 7日 (金)

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32で日本語フォント利用対応中(4)

豊四季Tiny BASIC for Arduino STM32の日本語フォント対応版、
ちびちびとドキュメント類を作成しています。
ドキュメント作成は、モチベ―ジョンが下がり、なかなか作業が進みません。

今回は、リファレンスマニュアルよりも先に「早見表」(クイックリファレンス)を
先に作成しました。PDF化して添付を予定しています。

Dscn9093

パウチして、傍らにおいて参照する感じでの利用を想定しています。

Dscn9091

コマンド、編集キー、ボードピン配置、ピン用途一覧、結線図の
7ページにまとめています。

01

コマンド一覧を1枚に収めるのにちょっと苦労しました。

02

ピン割り付けと、起動時のコンソール選択の設定関連のシート

03

英語版も作成したいところですが、とりえずは後回しです。

追記

このドキュメントをブランチの方に追加しました。
ttbasic_arduino_stm32/TinyBASIC早見表.pdf

2018/12/08 修正

マスターブランチにマージしました。
早見表は下記のリンクからの参照となります。
ttbasic_arduino_stm32/TinyBASIC早見表.pdf

キーワード一覧(簡易コマンドリファレンス) キーワード.html追加しました。

04


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