ロジテックからLAN-W300N/G8のソースCDが届きました
ロジテックからLAN-W300N/G8のソースCDが届きました。
早速CD内のファイルを解凍して中を見てみると、
シェルコマンド一発でコンパイルできるようになっていました。
SDKのドキュメントも付いていました。
SDK用のパスを設定後、makeapp.shを実行してみると、エラーが出ました。
どうやら既存のコンパイル済オブジェクトが原因のようです。
make clean を実行後再度実行しても同じエラーが発生しました。
make cleanでは一部ゴミが残るようです。
手作業で残骸を削除後、再度実行すると正常にコンパイル出来ました。
作成できました。これには感謝です。
他社のGPLライセンスに則ったソース公開って、部分的な感じなのでね。
出来上がったファームウェアを書き込んでみると正常に稼働しました。
う~ん、これは素晴らしい。
ここまでのものを提供して頂けるとは思っていませんでした。
さすがに自社作成部分(自社のロゴのある)は提供できないでしょう。
削除ではなく、別の代替え画面に置き換えているところは素晴らしいです。
ソースは最新のファームウェアv1.10のものでした。
利用しているrealtek SDKは v2.3.1でちょっと古めです。
これでダイナミックDNSと管理画面のサーバー側の修正が可能になります。
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コメント
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毎度おなじみ、LAN-W300N/G8の記事に飛び付くweberlです。
おー、ちゃんと送って来たんですね。と言っても一度せっついたから
でしょうが… 最新のソースとは意外に気が利いてますな。てっきり
1.03辺り、堂々と送りつけてくるものかと。
SDKの汎用版ってこんな感じのデザインだったんですか。燦然と輝く
カニのロゴが何とも。昔の酷い時代のイメージで、RealtekのLANチップ
(とカニロゴ)にはあまり良い印象が無いんで妙な気分です(笑
ともあれ本気のカスタムファーム、期待が高まります。
投稿: weberl | 2013年11月 9日 (土) 22時42分
weberlさん
>おー、ちゃんと送って来たんですね。
ちゃんとしたソースを送って頂けたのでびっくりです。
他社の公開ソースって、部分的公開で使えないんですよねぇ
>カニ
安いネットワーク機器はカニ(realtek)かRalink(MediaTek)のチップセットですね。
昔のカニは酷かったですが、安いネットワーク機器が利用できるのもカニさんのおかげです。
>ともあれ本気のカスタムファーム、期待が高まります。
ファームウェア修正は、APモードの欠陥(DHCP、時刻合わせ等)をメーカーが放置しているためです。
ルータモードでの利用はメリットないですよ。
投稿: たま吉さん(管理者) | 2013年11月10日 (日) 10時07分