Android-x86 Project より 5月20日にAndroid-x86 4.4-RC2が公開されました。
早速ダウンロードして、動かしてみました。
まずは、Windows 8.1 のHyper-Vにて仮想マシン上で試してみました。
(パソコンはCeleron G550 メモリ 8Gバイト)
ダウンロードして解凍したイメージファイル android-x86-4.4-RC2.isoをDVDドライブとして
指定してブートさせます。
上のような起動用のメニューが表示されるので2番目の"Live CD - VESA mode"を
選択し起動します。一番上の"Live CD -Run Android-x86 without installation"でも
動きますが、なぜか遅いです。
見慣れた画面が表示され、
待つことなくすぐに、Welcome画面(初期設定画面)が表示されなす。
画面の解像度は800x600のようです。
ここで言語として日本語を選択して次に進みます。
次にWi-Fiの選択画面となりますが、ホストのLANを使うためここは[スキップ]します。
以降は、既存アカウント入力等をして、
問題無く起動できました。重いといった感じもなくストレスを感じずに操作できます。
インストールされているアプリを確認すると、Playストア、Gmailもあります。
機能的な制約はないようですが、Hyper-V上で動かしているので音が鳴りません。
まあ、マルチメディアは無理ですかね。
次に、試しに「ソニーの電子書籍Reader」をインストールしてみます。
パソコン上で購入した電子書籍が読めるとうれしいのですが...
インストールは成功。起動もできました。しかし...起動すると、
画面が横に回転してしまいました。取りあえず、このままでログインしてみる。
問題無く、ログインできました。
一応、書籍のダウンロードもでき閲覧もできました。
システムの設定にてユーザー補助の「画面の自動回転」のチェックを外すことで、
画面が縦に戻り、以後横にならなくならなくなりました。
これなら使えそうです。
お試し版無料の「銀の匙」を購読してみます。
ちゃんと購読できました。これは、使えそうです。
もう少し画面サイズが大きいといいのですが、
現状、Hyper-VでVESAモードで動かしているのでこれ以上の解像度は無理かね。
音も出ません。
使っていて、スリープからのウェイクアップが機能しないようで、
スリープで画面が暗くなると以降復帰できません。
これは、設定のディスプレイのスリープを「常時点灯」にしておけば回避できるみたいです。
ちなみに、仮想マシン作成時の設定は下記の通りです。
・メモリ 512MB
・ハードドライブ割り当て 4Gバイト
・ネットワークアダプター vlan
Hyper-Vでの利用は取りあえず、そこそこ使えそうです。
USBメモリに書き込んで、USBメモリからの起動を試して見たのですが、
こちらは、サクサク動いて音も出ました。詳細は後日掲載します。
追記:注意点
ライブモードだと、androidをシャットダウンすると設定値は保存されません。
アカウントもインストールしたアプリケーションも消えます。
Sony Readerをインストールした場合、必ずSony Readerにてログアウトしないと
インストールできる機器数を1つ消費してしまうので十分注意が必要です。
私は、やってしまいました。 OTZ ...
追記 2014/05/26
いつの間にかパソコン上でReader Storeのアカウント管理の利用機器設定で
機器認証の解除が出来るようになっていました。無事解除できました。
以前は、面倒な手続きが必要でした。
これで何回でも実験ができます。
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