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2014年5月22日 (木)

TPIC6B595を使ったLED点灯

arduinoで16x16ドットのLEDマトリックスを制御するために色々と調べています。
なるべく小型にしたいため、使う部品点数を減らそうと考えています。
シンク側はTLC5940と使い、ソース側の制御にシフトレジスタ74HC595を使おうと考えました。

ただし、LED1つ当たり5mAとして16個同時点灯だと80mAを流す必要があり、74HC595の
出力ピンから直接流すことが出来ません。トランジスタアレイ等のICを別途使う必要があります。

    2016/06/10 追記
      上記の記述(考え)は間違っています。75HC595を2個使うので8個同時の40mAです。
      これなら、75HC595での利用でも問題なかったです。
      75HC595は、1ピンあたり35mA、全体で70mA流せました Otz ..
      ですので、これ以降の記事における調査等は目的としては意味がないです..

そこで74HC595のハイパワー版っぽいTPIC6B595を見つけて試して見ました。
1ピン当たり150mA流せるようです。

早速物が到着して試したのですが... う~ん、全然互換性無しやんこれ。

Dscn2678
左がTPIC6B595 右が74HC595

02

ソース(電流出力のプラス側)として使うため出力ピンをLEDのアノード側につなげて
試してもLEDが点灯しません。テスターで測定しても出力されません。

始めは単純にピン割り付けが違うだけで、機能的には同じだ思っていました。
この販売サイト 「TPIC6B595 High Power Shift Register」では、
 These chips similarly to the more well known 7HC595s but they are high power drains,
  able to sink 150mA per pin.
なんて書いてあるし。

しかし、良くデータシートを読むと吸い込み(シンク)側しか使えないと分かりました。
 When data in the output buffers is low, the DMOS-transistor outputs are off.
 When data is high, the DMOStransistor outputs have sink-current capability.

仕様を理解して、回路を組む(出力はLEDのカソード側につなげる)と、
ちゃんとLEDが点灯しました。

Dscn2680

回路は各出力ピンにLEDを接続し、330Ωの抵抗をつなげています。

01
一応、74HC595とピンを対応付けると表の右側のようになります(多分)

プログラムはこんな感じ。

// 利用ピン
const int latchPin = 8;
const int clockPin = 12;
const int dataPin = 11;

void dataOut(byte d) {
  digitalWrite(latchPin, LOW);
  shiftOut(dataPin, clockPin, MSBFIRST, d);
  digitalWrite(latchPin, HIGH);
}

void setup() {
  pinMode(latchPin, OUTPUT);
  pinMode(clockPin, OUTPUT);
  pinMode(dataPin, OUTPUT); 
  dataOut(0B00000010);  
}

void loop() {
} 

私の希望とは異なる動作ですが、これはこれで何かに使えそうです。

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