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2015年1月13日 (火)

Android-x86 4.4-r2(VirtualBox)の画面解像度の変更

Android-x86 4.4-r2をVirtualBoxの仮想マシン上で動かした場合の
画面解像度の変更方法のメモです。

1. 起動時に画面解像度を指定する方法

01

起動直後のGRUB画面で
"Android-x86 4.4-r2"を選択した状態でキーボードの 'a' を押します。
これで、起動時のパラメタの追加指定が出来ます。

03

上記の画面のように、" vga=791" と入力して[ENTER]キーを押します。
USキーボードのため、'='の入力は[^]キーになります。

これで 1024x768x16(16ビット色) で起動します。

他の解像度の指定方法を確認&指定したい場合は、"vga=ask" とします。

04

この表示のModeの値(16進数)を"vga=xxx" のxxxに指定するのですが、
xxxは10進数で指定しなければなりません。

1024x768x16のModeは317(16進数) を 10進数に変換すると 791となります。
この変換は電卓を利用すると良いです(表示メニューでプログラマを指定する)。

05

ビデオカードがVGA/VESA互換の都合上、解像度を高くすると32ビットのモードを
指定すると起動に失敗するようです。

この画面で"791" と入力して解像度を変更して起動が出来ます。

2.メニューに任意の解像度で起動する項目を追加する

いちいち指定するのも面倒なので、GRUBのメニューに追加します。
仮想マシンを起動し、"Android-x86 4.4-r2 (Debug mode)を選択します。

06

次の画面の状態で起動し、root権限でログインした状態になります。

07

確認すると、
grubのメニュー定義ファイル menu.list があるパーティション /dev/block/sda1は
/mnt に リードオンリーの状態でマウントされています。

08

書込み可能な状態で再マウントして、vi エディタで開いて編集します。

# cd /
# mount -o remount  -rw /mnt
# vi /mnt/grub/menu.lst

09

先頭のtitle 〜 の3行をコピーして新しいメニューを追加します。
タイトルを変更します。
2行目の後ろに "vga=317" を追加します。

title Android-x86 4.4-r2(1024x768)
kernel /android-4.4-r2/kernel quiet root=/dev/ram0 androidboot.hardware=android_x86 SRC=/android-4.4-r2 vga=791

initrd /android-4.4-r2/initrd.img

USキーボード配列のため、記号等はキーが異なることに注意です。
次の配列になっています。

12

追加した状態は次のような感じです。

10

保存して、viを終了し、exitを2回実行してコマンドモードを抜けます。
これで、androidが起動します。

仮想マシンをリセットして、再起動しメニューに追加されていることを確認します。

11

追加したメニューを選択してAndroidを起動します。
これで画面解像度が1024x768の状態でAndroidが起動します。

13_3




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