IchigoJamのファームウェアを0.91に更新しました
2015/05/23 追記
この記事の内容は古いです。IchigoJamのファームウェアの更新については、
「IchigoJamのファームウェアのアップデートについて」を参照下さい。
IchigoJamのグループサイト IchigoJam-FAN(https://www.facebook.com/groups/ichigojam) にて
新しいファームウェア 0.91が公開されていたので、ファームウェアの更新を行いました。
MML(ミュージック・マクロ・ランゲージ)に対応となり、
PLAY命令で音が出せるようになりました(例:PLAY "CDE2 CDE2 GEDC CED2")。
早速ファームウェアの更新に取り掛かったのですが、
前にやったのに作業手順をすっかり忘れれしまいました。
そこで、今回は作業メモを残しておきます。
ついでに、書込みはこの前購入した「CP2102搭載 USB-UART変換モジュール」で
やってみました。
作業メモ(Windows 8.1)
あくまでも自分用です。前回と同様に、
JF1VRUさんのブログ「活動の備忘録」の 記事「ichigojam ファームウェアの更新」
を参考にさせて頂いて作業を行いましたが、かなり自己流にかえています。
1)結線
・電源はmicroUSBケーブルから取得します。
・結線前に本体のスイッチはOFFにしておきます。
・USB-UART変換モジュールはPCと未接続にしておきます。
・シリアル通信のための結線 ・・ 3線のみ(ただし3.3Vであること)
IchigoJam側 USB-UART
GND(22ピン) GND
RXD(15ピン) TXD
TXD(16ピン) RXD
・ISP(In-System Programming)書込みモードの設定
IchigoJam
- ISP(24ピン) を GND(8ピン)に接続
- RESET(23ピン) を GND(8ピン)に接続
ブレッドボードを利用して、上記3ピンを結線します。
2)Flash Magicの準備
・USB-UART変換モジュールをPCに接続し、接続したCOM Portを調べます。
・Flash Magicを起動し、次のような画面の項目に設定します。
・[Browse...]ボタンでダウンロードしたファームウェア(HEX形式)を指定します。
3)Flash Magicと IchigoJamとの接続の確立
・IchigoJamのスイッチをONにするとLEDが点灯してファームウェアの更新モードで
立ち上がります。ただしまだリセット状態です。
・立ち上がり後、RESET(23ピン)をGND(8ピン)から抜くことで、通信可能な状態
となります。
・Flash Magicの虫眼鏡ボタンを押して、データの取得が出来るか確認します。
データ取得には数秒かかります。
エラーの発生なく、上記の画面が表示出来れば通信可能状態です。
4)ファームウェアの更新
Flash Magicの[Start]ボタンを押します。これで書込みが実行されます。
書込みには数分かかります。
5)動作確認
・本体のスイッチをOFFにして、ISP、GND、RESETの結線は外します。
・本体のスイッチをONにします。
ファームウェアの更新をしても、保存しているプログラムは消えないようです。
LOADコマンドを実行したら、ロードできました。
外部12MHzクリスタル用のファームウェアにしたら、表示のちらつきが軽減されました。
ノイズの影響っぽい揺らぎがなくなった感じです。
早速、PLAY文で音をだしてみました。ちょっと音程がずれている感がありますが、
効果音に使えそうです。ただ、音を鳴らすと画面にちらつきが発生しますね。
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