今年もCEATECに行ってきました
今年もCEATECに行ってきました。
まだまだ"ワクワクする技術"がたくさんあります。
むしろ、去年よりも面白いものが増えました。
去年のソニー、東芝、NHK、パナソニック、三菱、シャープの大手の展示は
「テレビメインでどこも同じ。つまらん展示」と感じましたが、今年は個性的な展示が多かったです。
個人的に気に入った展示物を紹介いたします。
まずは、富士通のインタラクティブな電子黒板です。
写真は書き込み可能な電子黒板ですが、直接書き込む他にディスカッションしている
複数のテーブルから手書きデータや資料をスロー(投げ込み? アップロード)して、
みんなでメインの電子黒板で共有できます。
実際にテーブル型の電子黒板を触ってみました。
スマホと連動も可能です。仕組みとしては、ペンでタッチする際に赤外線がでて
上部にある赤外線カメラで座標等のデータを取得しています。
次にシャープのシースルーディスプレイと四角ではないディスプレイ
透明になるのに可視性のよいカラー表示にはちょと感動しました。
シャープは技術力があるのだから頑張ってほしいです。
次に、聞きなれないBOEという会社にちょっと驚きました。
中国企業で液晶パネルを製造しているようですが、 シャープやサムソンもやばいかもと思っちゃいました。
シャープと同様にシースルーディスプレイを展示していましたが、透過性は
こちらの方が上で、さらにタッチ操作が出来るようになっています。
次にロームのブース。最近話題のIoT関連の展示を行っていました。
電子工作を趣味にしている私としては、カラクリ音楽隊と飛行する折り鶴を見ることが
今回の目的の一つでした。
カラクリ音楽隊は、指揮棒を振ってロボットを操作します。
実際に私も操作を体験いたしました。指揮棒に加速度センサーが入っていて
無線操作で指示をしているようです。
次に空飛ぶ折り鶴、当初ただ飛ぶだけと思っていたのですが、
操縦も出来るようです。飛ばした後、手元に戻ってきて手のひらに泊まりました。
次にオムロンの卓球ロボット。去年よりも洗練された感じでかっこよくなりました。
今年のホンダは発電機をメインに展示です。いつものでかいオブジェは健在です。
ホンダって、かなり昔から発電機やってますよね。
デザインもかっこよくて、機能も素晴らしいです。折り畳み式の車輪を展開して
持ち運びが出来ます。
他にも面白そうなものがいっぱいあり紹介しきれませんが、あと2点だけ紹介します。
まずは新しい規格であるSeeQvaultです。
家庭で録画したテレビ放送の動画の閲覧に関する規格のようです。
現状ではハードディスクやSDカードに保存した動画の規格は各社まちまちで
接続においては互換性がありません。これを規格化したような感じっぽいです。
SDカードに高画質のまま保存して持ち出してスマートフォンやタブレットで閲覧出来るようです。
ただし、SDカードやハードディスクはSeeQvaultに対応したものでないとダメです。
更に専用のカードリーダーが必要っぽいです。
結局、制約が色々とあって微妙な規格です。
次はE-Inkのカラー表示です。
サイズは31.2インチです(クリックで拡大します)
個人的にはA4サイズくらいのカラー電子書籍ビューアがほしいです。
以上が気になった展示ですが、他にも面白そうなものがありました。
今年は若干展示スペースが狭まった感じですが、それでもまずまずの収穫がありました。
今年は、各社の強み・得意とするものに絞って展示していて感じがしました。
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