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2015年10月26日 (月)

IchigoJamにプリンターをつなげてみました

以前購入した小型熱転写プリンターをIcihoJamにつなげてみました。

01

このプリンター、USBの他にRS232Cインタフェース(DSUB9ピン)があります。
そこにIcihoJamのシリアル接続してみました。

RS232CとIcihoJamのシリアル接続(UART間)の接続にはレベル変換が必要ですが
今回は、ChaNさんが公開している記事「RS-232C - TTLレベルの簡易変換方法」
参考にして簡易変換で対応しました。

74HC04を使って変換しました。

03_3

プリンターのRS232Cケーブル(DSUB9ピン)には3線のみ接続します。

04

写真の左から、GND、RXD、TXDとストレート接続となります。
RS232Cケーブル(DSUB9ピン)のピン割り付けの仕様については、
なひたふさんの「なひたふ新聞」「RS232C」の記事を参考にいたしました。

なお、RS232Cの仕様では、TXDには-5Vといった負電圧が出力されるので接続には
注意が必要です。

05

実際に測定してみると、GNDを基準にTXDは-5.55Vでした。

早速、印刷してみると結果は上々です。
半角文字はシリアルにデータを垂れ流すだけで印刷出来ました。

02

一応、プリンターには全角フォントROMが内蔵されており、
日本語の印刷も文字コードを送れば印刷できます。

ただし、文字コードはGB18030とう中国が採用しているコード系なので通常使う
シフトJISやユニコードからの変換が必要になります。

このプリンター、レジ用のレシート印刷見たいに紙のカットも出来ます。
PRINT CHR$(29,86,1) で紙を切ることが出来ました。

このほか、プリンターとしてはESC/POS系の命令をサポートしているようで、
バーコードの印刷などまだまだ色々な機能が使えるようです。

今回はIchigoJamで試しましたが、
Arduino等の様々な組み込み系からの印刷が可能だと思います。

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