IchigoJamにプリンターをつなげてみました
以前購入した小型熱転写プリンターをIcihoJamにつなげてみました。
このプリンター、USBの他にRS232Cインタフェース(DSUB9ピン)があります。
そこにIcihoJamのシリアル接続してみました。
RS232CとIcihoJamのシリアル接続(UART間)の接続にはレベル変換が必要ですが
今回は、ChaNさんが公開している記事「RS-232C - TTLレベルの簡易変換方法」を
参考にして簡易変換で対応しました。
74HC04を使って変換しました。
プリンターのRS232Cケーブル(DSUB9ピン)には3線のみ接続します。
写真の左から、GND、RXD、TXDとストレート接続となります。
RS232Cケーブル(DSUB9ピン)のピン割り付けの仕様については、
なひたふさんの「なひたふ新聞」の「RS232C」の記事を参考にいたしました。
なお、RS232Cの仕様では、TXDには-5Vといった負電圧が出力されるので接続には
注意が必要です。
実際に測定してみると、GNDを基準にTXDは-5.55Vでした。
早速、印刷してみると結果は上々です。
半角文字はシリアルにデータを垂れ流すだけで印刷出来ました。
一応、プリンターには全角フォントROMが内蔵されており、
日本語の印刷も文字コードを送れば印刷できます。
ただし、文字コードはGB18030とう中国が採用しているコード系なので通常使う
シフトJISやユニコードからの変換が必要になります。
このプリンター、レジ用のレシート印刷見たいに紙のカットも出来ます。
PRINT CHR$(29,86,1) で紙を切ることが出来ました。
このほか、プリンターとしてはESC/POS系の命令をサポートしているようで、
バーコードの印刷などまだまだ色々な機能が使えるようです。
今回はIchigoJamで試しましたが、
Arduino等の様々な組み込み系からの印刷が可能だと思います。
« 最近、WiMAXの回線品質が劣化している | トップページ | IchigoJamのファームウェアをV1.1 beta10にアップデートしました »
「IchigoJam」カテゴリの記事
- Ichigojam Rが届きました(2021.02.05)
- β版 IchigoJam Rを予約注文しました(2021.01.23)
- IchigoJamのファームウェア 1.4.1が正式に公開されました(2019.12.10)
- 「ichigoツール」をGithubにて公開しました(2019.11.09)
- ichigojamのファームウェアを1.4b13にアップデートしました(2019.11.06)
« 最近、WiMAXの回線品質が劣化している | トップページ | IchigoJamのファームウェアをV1.1 beta10にアップデートしました »
コメント