ArduinoによるI2C EEPROMのエミュレーション (3)
部品数を抑える&基板実装の試行中。前回からの続きです。
内部クロック(8 MHz internal clock)で動くかどうか試したところ、問題なく動作しました。
aitendoの「あちゃんでいいの」は不要となりました。
更に、I2C(Wire)のソースを見ると、SDA・SCLともプルアップ抵抗ありの設定となってました。
プルアップ抵抗も不要と分かり取りました。
内部クロック(8 MHz internal clock)動作の設定は、下記のサイトを参考にしました。
1) Qiita - ATmega328P に 8MHz 版のブートローダーを書き込む
2) From Arduino to a Microcontroller on a Breadboard
3) Running Atmega 328P without external quartz
上記 3)の記事によると 3.3V 内部クロック 8MHz駆動は、5V 16MHz稼働に比べ消費電力
が抑えられるみたいですね。
試しにIcigoJamからの電源供給にしてみても問題なく動作しました。
後で消費電力等は計測してみます。
2016/05/06 追記
消費電力を測定しました。
流れる電流は 最大で23.4mA 、消費電力は77.22mW(23.4x3.3V) でした。
次にIchigoJamを含めた全体の消費電力(電流)を測定してみました。
測定はIchigoJamのVCCに直接3.3Vを供給、キーボードはつなげたままの状態で行いました。
流れる電流は最大で最大で42.1mA、消費電力は138.93mW(42.1x3.3V)でした。
IchigoJamの三端子レギュレータは3.3V 50mAのタイプが使われています。
(2016/05/06 補足 IchigoJam Uは150mAのです)
データシートを見ると 5Vから3.3V変換の場合、実際には最小で75mA流せるみたいなので、
随時接続の利用でも問題なさそうです。
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