ArduinoによるI2C EEPROMのエミュレーション (4)
前回からの続きです。
見た目が既に純正のArduinoからずれている感がありますが、
一応中身(Atmage328Pの中身)はArduinoで、Arduino IDE環境にて開発しているので
このタイトルで行きます。
Arduino Unoだと5V=>3.3Vレベル変換が必要ですが
Arduino Pro Mini 328 3.3V 8MHz ならそのまま利用できると思います。
リセットボタンを追加しました。
また、一時的にmicroSDカードモジュールを手持ちの
秋月電子の 「マイクロSDカードスロットDIP化キット」に置き換えました。
マイクロSDカードスロットDIP化キット AE-MICRO-SD-DIP
Aliexpressで購入したモジュールは、コンデンサ・抵抗等が付加されており、
たまたま正常動作した可能性があるため動作確認しました。
よく使われるパーツ利用の動作チェックです。動作としては特に問題無しでした。
ブレッドボード上の実装図
3.3.V、GND、SCL、SDA の4本はIchigojamに接続します。
その右のGND、DTR、RXD、TXDはUSB-UARTモジュール経由でパソコンに接続し、
Arduino IDEによるスケッチ書のき込み、デバッグ用シリアル通信に使用します。
回路図
秋月電子のマイクロSDカードスロットの接続において、SPI接続には10kΩ程度の
プルアップ抵抗を入れるのが良いようですが今回は入れていません。
ビットが化けたりする場合入れておくことにします。
(前回使っていたモジュールには組み込み済みで問題無しです)
クロックは内部クロックの8MHzにて稼働させています。
内部クロックの場合、最大10%のずれがあるのでシリアル通信に問題が発生する
恐れがあります。また個体差もあるようです。
私の使っているATmage328Pでは良く使う115200bpsでも問題なく通信出来ました。
スケッチ
「Arduino(あちゃんでいいの)によるI2C EEPROMのエミュレーション (2)」
からの変更はありません。
スケッチの書き込みは、ブートローダ経由でやっていますが稀にエラーとなる場合が
あります。内部クロック利用のためい通信エラーが発生するようです。
ただし、リトライにより書き込みは完了してくれます。
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