LPC810を使ったUART-I2Cブリッジの改良版が出来ました
機能拡張を検討していたUART-I2Cブリッジ、取りあえず完成しました。
プログラムソース
ダウンロード UART2I2C_20160906.zip (613.2K) (2016/09/06 修正)
コマンドマニュアル暫定版 ダウンロード UART-I2C_DOCV2L1PDF.zip (346.2K) (追加)
GitHubによる公開 LPC810 UART-I2Cブリッジモジュール (追加)
※プログラムソースを解凍したファイル内の
UART2I2C_20160906\UART2I2C\Release\UART2I2C.hex
を使った場合のLCP810への書き込み方法は、下記が参考になります。
LPC810のフラッシュへの書き込みをシリアルインターフェースで行なう
http://www.nxp-lpc.com/programming_note/note3.html
いくつかコマンドを追加、バグ修正、回路修正を行いました。
回路図の修正
回路図というには、部品はタクトスイッチと配線のみです。
I2C用のピンSCL、SDAは内部プルアップ抵抗を利用することで外付け抵抗不要にしました。
また、前バージョンのSCL、SDAのオープンドレイン設定が間違っていることが判明し、
それを訂正しました。
(シリアル通信は115200bps、8bit パリティなし、ストップビット1)
機能修正・追加(コマンド追加)
・I2Cスレーブアドレスの指定を8ビットから7ビットに変更しました。
・改行コードの扱い方の修正
- 受信時の改行はCR+LF、LFのみの両対応としました。
- 送信時の改行コードはデフォルトをCR+LF(0x0D,0x0A)とし、コマンドにて
CR+LF/LF を切り替えられるようにしました。
・ローカルエコーの有無(デフォルトはローカルエコーなし)を設定出来るようにしました。
・I2Cバスに接続しているI2Cデバイスを調べてそのデバイスのアドレスを表示する機能
を追加しました(ラズベリーパイのi2cdetectコマンドみたいなやつです)。
パラメタの指定により、形式を切り替えることが出来ます。
・ダミーコマンドの追加
処理自体は何もしません(常に正常の00を返す)。
シリアル通信チェックや補助コマンドで正常終了の復帰値を取得したい場合に
利用するコマンドです。
コマンド一覧
現在、コマンドマニュアルを作成しています。出来次第、公開します。
(2016/07/22 暫定版を公開済)
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公開・ダウンロードサイト
GitHub - LPC810 UART-I2Cブリッジモジュール
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コメント
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LPC810に焼いてみました。
@x1でスキャン結果が表示されます。
トラ技I2c実験基板(LPC810無し)を接続して@x1するのですが、アドレスが表示されません。
I2cはプルアップがデリケートみたいですね!
オシロスコープ関連を手に入れないと、付き合いきれないかもと考えております。
LPC810でここまで実現しているのは、感動しました。
参考に私も何か完成させるべく試行錯誤中です。
投稿: | 2017年12月17日 (日) 13時00分
> LPC810に焼いてみました。
> ・・・
コメントありがとうございます。
LPC810はARMで高機能の反面、扱うのが難しい面もありますね。
LPC810は価格が上がっていまい、気軽に使えなくなってしまったのが残念です。
投稿: たま吉さん(管理者) | 2017年12月18日 (月) 19時37分