Arduino用漢字フォントライブラリ SPI フラッシュメモリ版の更新
先日の「Arduino用漢字フォントライブラリ SDカード版のSdfat対応」繋がりで、
「Arduino用漢字フォントライブラリ SPI フラッシュメモリ版」を更新しました。
ベースとなっている「Arduino用 SPI接続フラッシュメモリW25Q64ライブラリ」も更新しました。
更新ライブラリ
・Arduino用漢字フォントライブラリ SPI フラッシュメモリ版
https://github.com/Tamakichi/Arduino_exfonts
修正点
- SPIバスの共有対応
- Arduino STM32環境での複数のSPIポート利用に対応
- SPIクロック速度の任意設定対応
・Arduino用 SPI接続フラッシュメモリW25Q64ライブラリ
https://github.com/Tamakichi/Arduino-W25Q64
- SPIバスの共有対応
- Arduino STM32環境での複数のSPIポート利用に対応
- SPIクロック速度の任意設定対応
上記2つのライブラリはArduino(Atmega328)、Arduino STM32で利用可能です。
早速、先日の「吾輩は猫である」の漢字フォントを
SDカードからSPI接続フラッシュメモリ(W25Q64)に置き換えてみました。
置き換後の様子
スクロールが発生しない文字サイズでは、SDカード版よりもかなり早くなっています。
(表示速度の違いについては、追って追記します^^; )
今回の動作チェックでは、BluePillボードの代わりにRobotDyn製の互換ボードを利用しました。
BluePillボード(右)と比べるとRobotDyn製互換ボードは、幅が狭いので、
ブレッドボードを有効活用出来ます。
SPIバスの共有動作チェックする際、BluePillボードでは片側が1列しか確保出来ないため、
仕方なく置き換えました。
RobotDyn製互換ボードは、BluePillボードよりも品質が良く、
ブートローダ付きの製品もあります。
ただし、お値段がBluePillボードよりもちょっと高いです。
(単品購入だと、送料込みでBluePillボードの3倍!!)
送料がかかるので、RobotDyn製の他のパーツとセットで購入が良いと思います。
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