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2019年6月27日 (木)

豊四季タイニーBASIC for Arduino機能拡張版の修正中(3)

豊四季タイニーBASIC for Arduino機能拡張版(+ VFD MW25616L対応)の修正中です。
前回から、さらにNeoPixcelを制御するコマンドを追加しました。

・Tamakichi/ttbasic_MW25616L
   ブランチ(随時更新) https://github.com/Tamakichi/ttbasic_MW25616L/tree/update_to_v007

   2019/10/22 追記
   ブランチ版をメインストリーム(V007) にマージして正式版として公開しました。※ブランチは削除しました。
   メインストリーム(仕様確定版)   https://github.com/Tamakichi/ttbasic_MW25616L

02_20190627200601

NeoPixel的には1個のLEDあたり、24ビット色なのですが、今回は、メモリ制約等を考慮して、8ビット色としました。
また制御できるLEDは最大で64個までとしました。

NeoPixelのリボン・スティック形状(ストレート)、リング形状、8x8ドットマトリックス形状に対応しました。

追加コマンド(×は未実装、いずれ対応する予定)
 補足: コマンドの更新flgは、デフォルト値が1、0を指定した場合はバッファへの書き込みのみで、表示に反映しません。
         NUPDATEで、バッファ内容を表示に反映出来ます。

■ 初期設定
   NINIT バッファアドレス,ピクセル数
   バッファアドレスには、仮想アドレスを指定します。1ピクセルあたり1バイト必要です。

■ 輝度設定
   NBRIGHT 輝度
   輝度は0(低)~5(高)の範囲で指定します。

■ 表示クリア
   NCLS [更新flg]

■ 指定LEDの色設定
   NSET 番号,色[,更新flg]
   番号はLEDのピクセル番号(0~)、色は0~255(RGB関数を使うと便利)

■ 8x8マトリックスの指定位置にピクセル設定
   NPSET X,Y,色[,更新flg]

■ 8x8マトリックスにメッセージ文表示
   NMSG 色,速度,メッセージ文
   速度はスクロール時のウェイト時間(ミリ秒単位)

■ 8x8マトリックスを指定方向に1ピクセルスクロール
   NSCROLL 方向[,更新flg]

■ 8x8マトリックス ライン描画
   NLINE X1,Y1,X2,Y2,色[,モード] [,更新flg]
   モードは、0:直線(デフォルト)、1:矩形、2:矩形塗りつぶし

■ バッファ表示反映
  NUPDATE

■ LEDの表示をシフト
   NSHIFT 方向[,更新flg]
   LEDの表示を1つずらします。
   先頭のLEDの色は最後尾のLEDに設定されます。ループとなります。

■ 8ビット色コード取得
  RGB(赤,青,緑)

■ 8x8マトリックス 指定座標色コード取得
  NPOINT(X,Y)

結線


NeoPixel


Arduino


1 VDD


5V


2 DOUT


(未接続)


3 VSS(GND)


GND


4 DIN


MOSI(11ピン)



NeoPixelを制御するプログラムの例

01_20190627201201

動いている様子

色々とメッセージを表示してみたのですが、
やはり、文字が足りません。漢字はもう少し選定を見直す必要があります。

まだまだ、色々とと見直し中です。
う~ん、メモリが足りず中々厄介です。


追記 2019/06/28

1メートル 30個LED搭載テープ(リボン)を制御してみました。

Dscn1862

プログラムで2点(赤と青)を往復運動させています。



プログラムはこんな感じです。


10 NINIT MEM,30
20 NBRIGHT 5
30 NCLS
40 NSET 0,RGB(0,0,3)
50 NSET 1,RGB(7,0,0)
60 N=0:D=0
70 NSHIFT D
80 N=N+1
90 IF N=28 N=0:IF D=0 D=1 ELSE D=0
100 WAIT 30
110 GOTO 70

10行で、NeoPixel用のメモリ領域として、仮想アドレスMEMから30個分30バイトを確保しています。
20行で、輝度を最大の5にしています。
30行で、念のためすべての表示をクリア
40行、50行で0番目、1番目のLEDに青、赤の色を設定して表示しています。
60行のNはNSHIFTコマンドの実行回数のカウント用、DはNSHIFTの方向引数です。
70行のNSHIFT Dは、LEDの表示を前または後ろに1つ分移動します。
80行で移動数をカウント、
90行で方向転換するための判定と、方向Dの値を逆方向に設定しています。
100行はウェイト
110行は70行にジャンプして繰り返し表示

プログラム次第で色々と面白い動き、表示が出来ると思います。

追記 2019/06/29 

1メートル 30個LED搭載テープ(リボン)制御のその2です。
全LEDを一括更新する例として、全LEDを0.5秒間隔で赤、緑、青と変化させています。

Dscn1864

動いている様子



プログラムはこんな感じです。


10 NINIT MEM,30:NBRIGHT 3
20 NCLS
30 @(0)=RGB(7,0,0),RGB(0,7,0),RGB(0,0,3)
40 C=0
50 FOR I=0 TO 29
60 NSET I,@(C),0
70 NEXT I
80 NUPDATE
90 C=C+1:IF C=3 C=0
100 WAIT 500
110 GOTO 50

50行~70行で全LEDの色を設定しています。
60行のNSET I,@(C),0 で各LEDの色の設定をしているのですが、
3番目の引数の0を指定することで、バッファのみの書き込みとなります。
80行のNUPDATEで一括してバッファの内容をNeoPixelに反映させています。

60行は、次の処理と等価です。
 POKE MEM+I,@(C)
10行のNINITで指定したアドレスのデータに直接値を設定して、
NUPDATEで表示に反映させることも出来ます。


上記に、輝度制御を追加したバージョン



プログラムはこんな感じです。


10 NINIT MEM,30:NBRIGHT 0
20 NCLS
30 @(0)=RGB(7,0,0),RGB(0,7,0),RGB(0,0,3)
40 C=0
50 FOR I=0 TO 29
60 NSET I,@(C),0
70 NEXT I
80 NUPDATE
90 C=C+1:IF C=3 C=0
100 WAIT 200
110 FOR I=1 TO 5:NBRIGHT I:NUPDATE:WAIT 200:NEXT I
120 NBRIGHT 0:NUPDATE
130 GOTO 50

110行~120行で輝度を変化させる処理を行っています。
NBRIGHTコマンドで輝度を指定します。表示への反映はNUPDATEの実行します。

NBRIGHTコマンドはちょっと見直そうと思います。
 ・NUPDATEを呼び出さずに、表示に反映
 ・輝度を-3 ~ 5 として、マイナス値で減光出来るようにする

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コメント

neopixelの入力はD13ポートでしょうか?

>> neopixelの入力はD13ポートでしょうか?
D11 ピンです。
ブログに記載しました。

早速、フォローいただきありがとうございます。

いつもfacebookで、お世話になっています。急がないですが、NeoPixelのリボン・スティック形状(ストレート)、リング形状のサンプルもお願いします。

Yuzi Imakiさん

こんにちは
ブログにリボンを制御するデモを追記しました。
コマンド詳細及び、サンプルプログラムはマニュアルに追記する予定ですが、
まだまだ先になると思います。

有難う御座います。早速、トライしてFacebook豊四季タイニーBASICに投稿しました。

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