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2021年3月29日 (月)

Raspberry Pi PicoにUSBキーボードを繋げてみる

Raspberry Pi Picoには、USBホスト機能(USBデバイスを接続できる)があります。
早速動作確認してみました。
結果を先に述べると、利用出来ますね! よしよし (*´ω`*)


■ 利用したサンプルプログラム
   pico-examples/usb/host/host_hid

上記のサンプルは、pico-exsamplesの一括コンパイル時にビルドされますが、
後々の調査・改造のため、今回はこれだけを取り出してビルドしました。

実験の様子
Dscn3018

動作確認出力はPCとのUSB接続出来ないため、シリアルポート経由で行いました。
USB-UARTモジュールを利用し、picoへの5V電源供給もこのモジュールから行いました。
プログラムの書き込み後、マイクロUSBコネクタには変換ケーブルを接続してキーボードを接続しました。

Dscn3022

picoへの5V供給は、40ピンのVBUSから行っています(写真の右側の赤線⇒VBUS、黒線⇒GND )。
これによりUSBデバイスへの5V供給を行うことが出来ます。
動作確認出力はシリアル通信 1ピンGP0(UART0 TX)、2ピンGP1(UART0 RX)を使っています。

実行結果

キーボード打ち込みを行うと、文字入力が出来ました。やったー!
03_20210329091701

このキーボード、IchigoJam Rでは利用出来なかったのですが、問題なさそうです。

ただし、利用したサンプルプログラムではUSキーボード配列用みたいなので、
日本語キーボード対応の調査が必要ですね。

また、キャプスロック等のキーボード上のLEDの点灯制御が出来ていないようなので、
これについても要調査です。

USBキーボードの利用については、何とかなりそうです。
ついでに、手持ちのワイアレスキーボードを試して見ましたが動きました。

Dscn3026

スタンドアロンで稼働する豊四季タイニーBASICは実装出来そうですね。
次は、フラッシュメモリへのデータ保存について調べてみます。
その後は、自作ライブラリの実装&組み込み方法の調査かな..

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コメント

USBキーボードが使用出来る、豊四季Basicの実装を実現して下さい。

>USBキーボードが使用出来る、豊四季Basicの実装を実現して下さい。

実は、そう思ってUSBキーボードの処理については、ほぼ完了しています。
Raspberry Pi PicoのUSB用ドライバのTinyUSBは、Tinyと名乗ているだけあって、
USBホスト機能については、SetReportが未サポートで、キーボードのLEDの制御が出来ないんですよね~
これをどうするか、悩んでいます。オレンジソフトさんはどうクリアしているんでしょうね。

また、USBポートをUSBホストとして利用した場合、
プログラムの書込みが出来ないので、SWD経由でのプログラム書き込み、
SWD経由でのプログラマ(picoprobe、jtag)、ツールを調査しています。

ありがとうございます。
楽しみにしています。

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