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2024年3月21日 (木)

Arduino用 美咲フォントライブラリを更新しました

「Arduino用 美咲フォントライブラリ 教育漢字・内部フラッシュメモリ乗せ版」を更新しました。
ここ最近の調査をライブラリに反映しました。
 
・Arduino-misakiUTF16 Arduino用 美咲フォントライブラリ 教育漢字・内部フラッシュメモリ乗せ版
 https://github.com/Tamakichi/Arduino-misakiUTF16

おもな変更点
・ライブラリ形式(library format)をrev. 2.2に変更(以前はrev 1.x)
・美咲フォントの最新版 2021-05-05(美咲ゴシック第2)利用に変更

 (以前は2012-06-03 正式公開初版を利用)
・isZenkaku()の追加
 ⇒ 半角(4ドット)・全角(8ドット)幅判定により半角文字を詰めて表示可能となりました
・いくつかの不具合対応(半角・全角変換ミスなど)


せっかくの機会なので、新Arduino Uno(Arduino Uno R4 WiFi)に搭載されているLEDマトリックスで、デモってみました。

Arduino Uno R4 WiFi搭載 LEDマトリックスで美咲フォント表示
Arduino_uno_r4_led_matrix

動いている様子(Youtube ※BGMあり)


表示器がボート搭載だと、お手軽に利用できて良いですね~

プログラムソース


このサンプルプログラムは、ライブラリのサンプルプログラムとして添付しました。

参考にした文献
・Using the Arduino UNO R4 WiFi LED Matrix
 https://docs.arduino.cc/tutorials/uno-r4-wifi/led-matrix/

 公式サイトのLEDドットマトリックスを利用するための解説です。
 利用するライブラリ及び、LEDドットマトリックスのフレームバッファの構造について説明されています。

今回作成したサンプルプログラムでは、フレームバッファにデータをセットして表示しています(setAt()関数)。
フレームバッファの構造は、横12ドットx縦8ドットの計96ドット分の96ビットをlong整数 32ビットx3個 に単純に詰めている感じです。
フレームバッファを直接いじれば、なんでも表示できそうですね

フレームバッファの左スクロールを実装しているscroll()関数、
汎用性のない、12x8ドット限定の力業実装で少々分かりにくいコードですが、
32ビットx3の配列をビットシフトでビットを左にずらしているのですが、その際に
 ①ビットシフト時の最上位ビットの欠落対策
 ②0~7行の右端ビットクリア、
 ③ワードをまたぐ行の左端ビットの処理
を行って補正してます。
ちょっとエレガントでないのでもう少し良い方法があるかもしれません

新Arduino Uno R4ボード、搭載マイコンがRenesas RA4M1(Arm Cortex-M4)に変更となりました。
このボードも発売直後に購入したものの、放置していました。やっと使い始めた感じです。
まだまだ、使いこなせてないので、ドキュメントをあさりつつ遊んで行きたいと思います。

こんな感じで、ライブラリ更新と少々の動作確認の上、公開いたしました。

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