今日は台風接近というとこで、雨降りの一日なので自宅で映画です。
「2001年宇宙の旅」のブルーレイ版を借りてきて鑑賞です。
ジャケット画像はamazonのものをお借りしました。
この作品、子供の頃見たときは鳥肌ものでした。未来・宇宙感の描写がすごいです。
とても1968年公開の映画とは思えないですね。
定期的に見たなり、何回も見ているのですが今一意味が分かりません。
そこで今回は小説版を読んだうえで鑑賞しました。
小説を読むと、黒い石碑(モノリス)の意味、HAL9000が暴走した理由、
後半の意味不明の描写、赤ん坊の意味が分かります。
映画は話を省略し過ぎている感がありますね。
ただし小説と映画は平行して制作されたそうですが微妙に設定が違くて、
小説では目的地が木星ではなく土星なんですよね。
映画で気になったシーンで、食事中にタブレットでニュースを見ている映像があります。
(映像は映画からキャプチャしたものです)
ほとんど、今あるタブレットそのまんです。15インチくらいのサイズでしょうか。
タブレットの右下には「IBM」のロゴが入っています。
1968年(45年前)でこの発想が出来ていたのはすごいです。
タブレットが無かった頃にもこの映画を見たのですが、このシーンは気に留め無かった
のですが、今見ると「うおっ、この映画の設定がすごい」と感服します。
2014/10/06 追記
このタブレットのシーンって、サムソンとアップルの特許侵害でもめたときに
サムソンが反論に利用したんですね。知りませんでした。
確かにサムソンの言い分は分かります。
小説では、電子新聞の閲覧の描写がありますが、機器の具体的なイメージの
説明はないですね。監督のスタンリー・キューブリックが曖昧なイメージを具現化した
してこうなったのでしょう。
スタンリー・キューブリックの履歴を見ると映画「時計仕掛けのオレンジ」もこの監督が
制作したんですね。あれも描写が独特で記憶に残る映画です。
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