TinkercadでPS/2toUSB用ケースをデザインしてみました
ブラウザ上でお手軽に利用出来るTinkercadで、以前作成したPS/2toUSB変換モジュール用のケースをデザインし、
3Dプリンタに出力してみました。
・PS2ToUSB変換ケースV4 (リンク先からデータのダウンロードが出来ますが、アカウント登録が必要です)
完成品したケースはこんな感じです。
イチゴジャムのPS/2キーボードインタフェースにUSBワイヤレスキーボード、Bluetoothキーボードが利用出来ます。
Tinkercadは、機能的には色々と制約がありますが、慣れるとそこそこのものが製作出来ます。
作図方法的には、用意されている図形を積み木の感覚で3Dデータを作成していきます。
雰囲気的には、WordやPowerPointで単純な図形をグループ化でどんどん複雑な図形を作成、
パーツ化で更に複雑な図形を作成していく感じです。
このケースの場合、まずは内部の空間部分の図形を作成し、複製して2セット用意(1つは上下反転)、
上下の直方体をくり抜く感じで作成しています。
ケース類は内部空間が重要なので、内部のくり抜き用の図形をキッチリ作成するのがミソでしょう。
微調整の場合、グループ化した図形をばらして修正して再度グループ化する感じで、ちょっと面倒です。
まあ、それれも操作が簡単なのでで、単純なものを作成するには重宝しそうです。
Tinkercadはデータ公開して共有することが出来ます。
ブログに埋め込んでみました。ぐりぐりと操作して見ることが出来ます。
こんな感じで、ブログに埋め込んで公開することが出来ます。
デザインしたデータをエクスポートして、スライサーソフトSlic3rを使って3Dプリンタ用のデータを作成し、
手持ちの3Dプリンタで出力してみました。
3Dプリンタでの出力で、反り返りに悩まされて苦戦しましたが、
つば付きの設定にすることで、底面が密着されて反り返りを防ぐことが出来ました。
上下パーツを組んで「カチッ」とはめ合わせて噛み合て外れないようにする突起部分、
適当にやったわりには、しっかりと機能し噛み合って外れない感じに組めました。
(写真では分かりにくいですが、溝があり、上の部分のでっぱりがかみ合います)
いい感じでモジュールが収まりました。
なんとなくいかにもチープな感じなので、改善しようとダイソーのつや消し白ラッカーで塗装してみました。
もう少し、表面をやすりがけしてから塗装するべきでした。
塗装だけでは、表面の凹凸までは隠せませんね。
色的には、いい感じです。次回からはキッチリと表面を磨いてから塗装いたします。
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