フォト
2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  
無料ブログはココログ

LAN-W300N/G8

2013年12月23日 (月)

LAN-W300N/G8の管理画面が最新版Chromeで正常に表示できない

(2014/01/04 修正) 
記事全体でChromeがchomeを記述していました。修正します。

2014/04/13 追記
本件、Chromeの 31.0.1650.63mにて発生していた現象ですが、
現時点のChrome最新バージョン34.0.1847.116mでは問題なく表示出来ています。

 

現在利用しているロジテック製 無線LANルータ LAN-W300N/G8の管理画面を久しぶりに
表示してみると、正常に表示出来ない状態になっていました。

 

ご覧のように、左側のメニューが表示されません(下図)。

 

04

 

再起動してもダメでした。
これは、私が作成したカスタムファームウェアに問題があると思い、純正ファームウェア
LANW300NG8_FW110.bin に戻して確認しても同様の症状が発生しました(下図)。

 

01

ところがブラウザをChromeではなくFireforやIE11で確認してみると正常に表示できます。
更に古いバージョンのChrome(バージョン 24.0.1312.57)でも正常に表示できました。

 

05

 

この問題はChromeの最新版でのみ発生する現象のようです。
Chromeは12月5日頃に更新があり、最新バージョン 31.0.1650.63mとなっています。

この版ではセキュリティ修正が行われたようで、それに引っかかっているようです。

「何でも雑記板 (避難)」さんのブログの下記の記事を参考にさせていただきました。
最新のGoogle Chrome 31.0.1650.63がリリース!【セキュリティ修正にAdobe Flash Playerの更新!】

 

コンソールを見てみるとセキュリティーエラーが発生しています。
(追記&修正 2013/12/24)

 

 

Uncaught SecurityError: Blocked a frame with origin "http://192.168.0.253" from
accessing a frame with origin "chrome-extension://pioclpoplcdbaefihamjohnefbikjilc".
The frame requesting access has a protocol of "http", the frame being accessed has a
protocol of "chrome-extension". Protocols must match.

 

 ソースを見ると、フレームにより4分割されたページが画面上にあります。
そのうち1つのページは高さ0ピクセルの見えないページ(code.asp)です。

 

この見えないページからJavaScriptで左フレームのメニュー(menu_empty.html)の表示内容
を動的変更する反則的な操作を行っています。これが引っかかってようです。

 

 

なんでこんな面倒なつくりにしているのだろう?
最新版では同一サーバーから表示したページでも別のページの内容を書き換える操作は、
セキュリティ的に出来ないようになったようです。

 

 

 

カスタムファームウェアにてこの問題対応できるかちょっと調べてみます。
多分、code.aspのメニュー作成の処理をmenu_empty.htmlに移植するか、
新たにメニューを新規作成するかの対応となると思われます。

 

まあ、別のブラウザを使えば問題ないので放置となるかもしれません。

 

 

 

 

2013年11月16日 (土)

無線LANルータ LAN-W300N/G8 カスタムファームウェアの修正版の公開

先日公開した LAN-W300N/G8用のカスタムファームウェア
管理画面の表示文字の不適切な部分を修正を行いました。
修正版のカスタムファームウェアを公開します。
配布形式は前回と同じくオリジナルとの差分ファイルとなります。

先日公開したカスタムファームウェアを利用された方は、
お手数ですが本バージョンをご利用下さい。

ファームウェアの復元は、
先日の「無線LANルータ LAN-W300N/G8 カスタムファームウェアの公開(2)」
手順を参考にて行って下さい。

バイナリー差分公開ファイル
  fw_20131115.EXE.part1.ex_ (1000.0K)
  fw_20131115.EXE.part2.rar (381.4K)

上記のリンクをクリックしてダウンロードして下さい。
念のため、ダウンロードしたファイルと作成したカスタムファームウェアの
MD5ハッシュ値を公開しておきます。
  1e3714404286e30a7f682f315941beff    fw_20131115.exe.part1.ex_
  75eb6a70c8f4fe69069fb5a45402b109   fw_20131115.exe.part2.rar
  09676e82d50ccb0eb6675e0fc99dfd34   fw_20131115.bin

変更点
表示テキストの修正のみです。
・日本語表現のおかしいところの修正しました。
・英数字を全角・半角混合利用の状態から半角に統一しました。
・無意味な空白文字を削除しました。
・WDS設定画面のサブ画面「WDSセキュリティ設定」、「WDSアクセスポイントステータス」の
タイトルの色がオリジナルの青のままだったため黒色に変更しました。
・カスタムファームウェアのバージョンはv1.04となります。(その他画面で確認)

2013年11月13日 (水)

無線LANルータ LAN-W300N/G8 カスタムファームウェアの公開(2)

先日公開されたロジテック製 無線LANルータ LAN-W300N/G8 の
ファームウェアv1.10を修正したカスタムファームウェアを公開します。

追記 2013/11/15
注意 :本カスタムファームウェアの修正版を公開しました。
最新版は、こちらからダウンロードして下さい。

本カスタムファームウェアは、潜在する不安定動作の改善は行っていません。   
APモードの時刻合わせ、DHCPサーバーの欠陥対応がメインです。
ルーターモードで利用している場合は、利用のメリットはあまりないです。

前回と同様、オリジナルに手を加えたものをそのまま公開することはできないので、
バイナリー差分の形式で公開します(あまり需要はないと思いますが)。

注意点
 
動作確認は所有している2台で確認しましたが、
   本カスタムファームウェアを使ってルータが使用不能になったなど、
   発生するいかなる問題に対して責任は持ちません。全て自己責任でお願いします。 

 
カスタムファームの復元
カスタムファームの復元は次の手順で行って下さい。
作業は全てWindowsで行うものとします。

1)必要ファイルのダウンロード
 
バイナリー差分公開ファイル
  fw_20131111.EXE.part1.ex_ (1000.0K)
  fw_20131111.EXE.part2.rar (340.0K)

  上記のリンクをクリックしてダウンロードして下さい。
  念のため、ダウンロードしたファイルと作成したカスタムファームウェアの
  MD5ハッシュ値を公開しておきます。
   5f1de95789d4c02ba7b62a8e7e24d736  fw_20131111.EXE.part1.ex_
   534af5480e93ad6cc737357674c48388  fw_20131111.EXE.part2.rar
   24993747e48129b53bae887f516141ef  fw_20131111.bin

2)オリジナルのファームウェアのダウンロード
   バイナリー差分のため、オリジナルのファームウェア LANW300NG8_FW110.bin が
   必要となります。次のリンクからダウンロードして解凍して下さい。
     LAN-W300N_G8_FW110.zip(2573865byte)
 
3)バイナリー差分ファイルの解凍
  ・ダウンロードした3つファイルを同じフォルダ内に格納します。(例:fw に格納)

  06 

  ・fw_20131111.EXE.part1.ex_ のファイル名を fw_20131111.EXE.part1.exe に変更します。
 
  ・fw_20131111.EXE.part1.exe のマウス右メニューでプロパティを表示して
   セキュリティの[ブロックの解除]をクリックします。その後[適用]を押して画面を閉じます。
 
  07

  ・fw_20131111.EXE.part1.exe をダブルクリックして実行します。
 
  08

・画面の[解凍]をクリックして解凍します。fw_20131111.EXE というファイルが
  作成されます。 

  09

・fw_20131111.EXE をダブルクリックして実行します。
  環境によって、ユーザー アカウント制御等の確認画面が表示されますが、[はい]を
  押して実行します。プログラムはシステムファイル等の変更は行いません。

  10

・正常に差分当てが完了すると、次の画面が表示されて
   LANW300NG8_FW110.bin が差分を当てたものになります。

  11

  12
 
  13

LANW300NG8_FW110.bin のファイル名を混乱を招くため、fw_20131111.bin
 と変更します。

ファームウェアの更新
  ルータの管理画面のファームウェアの更新にファイルに
  このfw_20131111.bin を指定して更新します。
  ネットワークアドレス等の全ての設定情報は引き継がれます。

カスタムファームによるオリジナルからの修正点

1.APモードで利用できる機能の改善

  (1)NTPサーバーに接続して時刻の補正を行えるようにしました。
  (2)ダイナミックDNS機能を利用できるようににました。
      IPアドレスの更新は1時間周期で行います。
  (3)DHCPサーバーをまともに利用できるようにしました。
  (4)NTP、DDNS、DHCP利用を可能にするために、
     ・LAN設定画面にデフォルトゲートウェイの項目を追加しました。
     ・DNS設定画面を追加しました。
      
      14
      
      15

2.APモード・ルーターモード共通の修正点

   (1)時刻設定画面を追加しました。
   (3)画面の色の変更しました。
   (4)コマンド実行画面を追加しました。
   (5)telnetによるリモート接続ができるようにしました。
   (6)ログイン後、端末上で利用できるコマンドを少し追加しました。
       vi, mv, netstat, nslookup, tar, wget 等のコマンド

利用の際の補足説明

1.APモード
 1)カスタムファームウェアで追加した項目を設定してください。

    ・デフォルトゲートウェイの設定
      16   

     APモードで利用している場合は、本製品LAN-W300N/G8の先に繋がっている
     ルータのLAN側のIPアドレスを設定します。
     この設定値はDHCPサーバ利用時に、クライアントにも設定されます。

    ・DNSサーバーの設定
      17
      
      インターネットに接続するためのDNSサーバーのIPアドレスを指定します。
      必ず「次のDNSサーバを使用する」を選択して下さい。
      DNS1、DNS2は各自の環境に合わせて指定して下さい。
      既に設定していて、未設定にするに場合は 0.0.0.0 を設定して下さい。
      適用後ブランクとなります。      

      この設定値はDHCPサーバ利用時に、クライアントにも設定されます。

  2)NTPサーバーに接続して時刻修正を行うには

   管理ツール - 時刻設定画面 で次の設定を行います。
    
    03

        - Time Zone に (GMT+09:00)Osaka,Sapporo,Tokyo を選択する
        - NTPクライアントによる更新を有効にする にチェックを入れます。
        - NTP サーバー で 133.243.238.243 - 日本 を選択するか、
          下段のManual IP Setting でNTPサーバーのIPアドレスを直接入力する。

  3)DDNSを利用するには

    ・DDNS設定画面でDDNSを有効にするにチェックを入れて、各自の環境に合わせて
     設定し適用します。ロジテック製品では無料のClear-netが利用できます。

    18

4)DHCPサーバーを利用するには

   有線設定 - LAN側設定画面 で次の設定を行います。

   19

      - デフォルトゲートウェイ のIPアドレスを設定する。
        (これをしないと、DHCPサーバーは起動しません)
      - DHCP を 有効 に設定する。
      - DHPCクライアントレンジ、、固定DHCP設定を各自の環境に合わせて設定する。
 
     補足:
     DHCPクライアントのIPアドレスリース時間は480分(8時間)です。
     もしこの時間を変更したい場合は、コマンド実行画面で
        flash set DHCP_LEASE_TIME n
     を実行して、リース時間を変更します。nには分単位で任意の数字を指定します。
     変更後はLAN側設定画面 で
     [適用]して、設定変更を反映して下さい。([更新]ボタンを押す)

      注意
        ・ルータモードでは従来通りの仕様での利用となります。
          リース時間は10年です。変更もできません。

2.APモード・ルーターモード共通

   1)telnetによる外部接続を行うには
     ・管理ツール - コマンド実行画面で telnetd を実行します。

     04

       これによりtelnetサーバーが稼働し、リモート接続が可能となります。
     ・パソコンからTeraTerm等を使てtelnetプロトコルで接続します。
      IDはroot、パスワード無しです。

    14_2

      セキュリティ的(特にルータモード時)に常時利用可能の状態はよろしくないです。
      利用はあくまでも、ローカルネットワークの範囲で使って下さい。
      インターネット経由での利用はしないで下さい。

      利用後はtelnetdをkill コマンドで終了させるか、ルータを再起動させて下さい。
      コマンド実行画面 で reboot コマンドを実行すると再起動できます。

      telnetで接続しても出来ることは少ないです。あくまでも調査用です。

その他(前回と同じ)
  無線LANがいつの間にか接続できなくなる現象の対策として、無線スケジュール設定
  を利用すると改善される感じがします。

  16

  毎日無線LANをOFF・ONすると無線LAN周りの状態が初期化されて問題が発生
  しにくくなるみたいです。


2013年11月 9日 (土)

ロジテックからLAN-W300N/G8のソースCDが届きました

ロジテックからLAN-W300N/G8のソースCDが届きました。

早速CD内のファイルを解凍して中を見てみると、

10

シェルコマンド一発でコンパイルできるようになっていました。
SDKのドキュメントも付いていました。

SDK用のパスを設定後、makeapp.shを実行してみると、エラーが出ました。
どうやら既存のコンパイル済オブジェクトが原因のようです。
make clean を実行後再度実行しても同じエラーが発生しました。
make cleanでは一部ゴミが残るようです。
手作業で残骸を削除後、再度実行すると正常にコンパイル出来ました。

03

ほぼ全ソースに近いものを提供してくれてようです。ファームウェアのイメージファイルも
作成できました。これには感謝です。
他社のGPLライセンスに則ったソース公開って、部分的な感じなのでね。

出来上がったファームウェアを書き込んでみると正常に稼働しました。
う~ん、これは素晴らしい。
ここまでのものを提供して頂けるとは思っていませんでした。

06

ただし画面のデザインは製品と同じではなくて、SDKの汎用版の画面です。
さすがに自社作成部分(自社のロゴのある)は提供できないでしょう。
削除ではなく、別の代替え画面に置き換えているところは素晴らしいです。

ソースは最新のファームウェアv1.10のものでした。
利用しているrealtek SDKは v2.3.1でちょっと古めです。

これでダイナミックDNSと管理画面のサーバー側の修正が可能になります。

2013年11月 6日 (水)

無線LANルータ LAN-W300N/G8 のファームウェアV1.10が公開される

ロジテックから無線LANルータ LAN-W300N/G8 の最新ファームウェアが公開されました。

ファームウェア更新情報
Ver 1.10 :2013-10-31
・動作安定性を向上
・80番ポートを開放できない不具合を修正

イメージファイル名
LANW300NG8_FW110.bin

早速ダウンロードしてファームウェアのアップデートを行ってみました。
更にファームウェアを展開して中身を見てみました。

ファイル的に変わったモージュール
/binのコマンド
  flash
  igmpproxy
  sysconf
  tc
  telset
  webs

  IGMP Proxy(igmpproxy)、 traffic control(tc)は修正が入った感じです。
  それ以外のコマンドは管理系のコマンドです。
  不安定感のある無線LAN周り、DHCPサーバー周りの修正はないようです。
  (カーネルにて問題対応した可能性はあります)

/web (管理画面)
   微妙なレイアウト調整等のため一見多くのファイルの更新がありますが、
   diffで調べると、項目的に追加のあったのは、5つのファイルのみ。

  ntp.asp 時刻設定(隠し画面)
    NTP server :にJapanや Taiwanが追加される

  tcpiplan.asp  LAN側設定
    DHCP: 有効/無効の追加

  tcpipwan.asp  WAN側設定
    Enable UPnP
    WANか らのアクセスを有効にする (2013/11/10 追記 これは機能しませんでした)
  util_gw.js  JavaScriptライブラリ
    IPアドレスチェック関数のバグ修正
 
  status.asp 機器のステータス
    System Timeの表示が追加された

ライブラリ等を見る限り以前のバージョンと同じRealtek SDKで開発されているようです。 

確認できた改善点

・管理画面で設定値の保存/読込が正常動作するようになった
・LAN設定画面でDHCPの有効/無効の指定ができるようになった
・UPnPの有効/無効の指定ができるようになった
・WAN側からのWeb管理画面へのアクセスの有効/無効の指定が出来るようになった

確認できた改善されていない点
・簡単にバレそうな隠しID/パスワードで管理画面にログインできてしまう
・APモードでDHCPサーバーまともに動かいない(DHCPサーバー回りの修正は無し)
・APモードで時刻設定ができない
・APモードでDDNSが利用できない

2013/11/07 追記
・APモードにて改善どころか動作に矛盾があります。もうこれは改悪ですね。
  1)LAN設定画面で DHCPの有効/無効の設定があります。
    これを有効にすると、ルーター本体のIPアドレスとサブネットマスク
    の変更がなぜか出来なくなります。

    有効にするとDHCPサーバーが稼働が稼働しますが、DHCPクライアントの
    クライアントレンジの設定ができません。
    さらに、自分自身のIPアドレスと・サブネットマスクの設定もで出来なくなります。

   06

   これはルータ自身がDHCPクライアントになるためIPアドレスを自動取得するため
   かと思いきやシリアル接続で確認すると、有効にした時のみDHCPサーバーが
   稼働していることが確認できます(下記はPSコマンドで確認)。
 
   08

   DHCPを無効にすると自身のIPアドレスの登録が出来ます。

   07

   ちなみに、DHCPを有効にした場合、デフォルトのままの設定でDHCPサーバーが
   稼働します。

   09

   これは酷い。稼働を有効/無効ができる意味がない。
   あまりにも酷いのでもしかしたらいじりすぎた私の環境がよろしくない
   と疑っているのですが、設定値の初期化して確認したのでそれは無いでしょう。

新しいファームウェアのカスタムファームウェアの作成
最新ファームウェアでもAPモードでの利用では問題があるので作成することにしました。
オリジナルにパッチを充てる形式で作成していたので、簡単に更新して完成しました。
追加機能は前回と同じです。

02

03

05

04

しばらく動作確認します。

2013年11月 3日 (日)

無線LANルータ LAN-W300N/G8 のカスタムファームウェアの動作状況

作成した LAN-W300N/G8用のカスタムファームウェアをAPモードで20日間稼働して
利用しましたが今のことろ問題なしです。

本ルータにネットワーク機器として、テレビ、BDレコーダー、スマートフォン、
パソコンx3台、タブレットx2台、NASが接続しますが、
無線LANに接続出来ない、DHCPでIPアドレスが取得できない、インターネットに接続
出来ない等の問題は全く発生していません。安定動作しています。

問題点としてはDDNSの更新が24時間のため、グローバルIPアドレスが変わった場合に
最悪で24時間立たないと外部から接続できないことです。
この対応はロジッテックからのソースCDが到着してからとなります。

今後の予定
1)DDNSクライアントの修正(要ソースファイル)
2)フラッシュメモリ領域に読み書き可能なパーティションを作成できるか調べる
3)2)が可能なら、機器管理、スケジュール機能、メール送信機能の検討

2013年10月19日 (土)

無線LANルータ LAN-W300N/G8 カスタムファームウェアの公開

追記 2013/11/15
注意 :本記事より新しいカスタムファームウェアを公開しています。
         本記事はオリジナルファームウェアのV1.03用のカスタムファームウェアとなります。
         オリジナルファームウェアV1.10用のカスタムファームウェアについてはこの記事
         以降の記事を参照して下さい。

ロジテック製 無線LANルータ LAN-W300N/G8 カスタムファームウェアを公開します。
オリジナルに手を加えたものをそのまま公開することはできないので、
バイナリー差分の形式で公開します(あまり需要はないと思いますが)。

15

当初、解凍・圧縮ツール+パッチで公開するつもりでしたが、
差分ファイルだけでは、オリジナルのモジュールを取り出すことが不可能と判断し、
著作権等の問題はないだろうと判断しました。

カスタムファームによる修正点
1.APモードで利用できる機能の改善
   (1)NTPサーバーに接続して時刻の補正を行えるようにしました
   (2)ダイナミックDNS機能を利用できるようににました
       ただし、現状はIPアドレスの更新頻度が24時間周期のため問題あり
       メーカーからのソース提供後対応します。
   (3)DHCPサーバーがちゃんと利用できるようにしました

2.APモード・ルーターモード共通の改善
   (1)時刻設定画面の追加(NTPサーバーの指定ができるようにしました)
   (2)設定保存/読込で保存した設定に読込に失敗する不具合の改善
   (3)画面の色を変更
   (4)コマンド実行画面の追加
   (5)コマンド実行画面でtelnetdを実行後、telnetによるリモートログインが
      できるようにした(vi, nslookup, tar, wget 等のコマンドも追加)

   本カスタムファームウェアは、既存の不安定動作の改善は行っていません。   
   ルーターモードで利用している場合は、利用のメリットはあまりないです。

注意点
 
動作確認は所有している2台で確認しましたが、
   本カスタムファームウェアを使ってルータが使用不能になったなど、
   発生するいかなる問題に対して責任は持ちません。全て自己責任でお願いします。 

カスタムファームの復元
カスタムファームの復元は次の手順で行って下さい。
作業は全てWindowsで行うものとします。

1)必要ファイルのダウンロード

バイナリー差分公開ファイル
  fw_20131013.EXE.part1.ex_ (1000.0K)
  fw_20131013.EXE.part2.rar (289.6K)

上記のリンクをクリックしてダウンロードして下さい。

2)オリジナルのファームウェアのダウンロード
バイナリー差分のため、オリジナルのファームウェア LAN-W300NG8_v1.03.bin が
必要となります。次のリンクからダウンロードして解凍して下さい。

  ロジテック LAN-W300N/G8 ファームウェア・アップデータ(更新日 2011年11月17日)
MAC版 LAN-W300N_G8_FW103.zip をダウンロードして解凍して下さい。
解凍したファイルの中のLAN-W300NG8_v1.03.bin を利用します。

3)バイナリー差分ファイルの解凍
  ・ダウンロードした3つファイルを同じフォルダ内に格納します。(例:fw に格納)
  ・fw_20131013.EXE.part1.ex_  の ファイル名を fw_20131013.EXE.part1.exe に変更します。
 
   

  ・fw_20131013.EXE.part1.exe のマウス右メニューでプロパティを表示して
   セキュリティの[ブロックの解除]をクリックします。その後[適用]を押して画面を閉じます。

 

  ・fw_20131013.EXE.part1.exe をダブルクリックして実行します。
 
  03

・画面の[解凍]をクリックして解凍します。fw_20131013.EXE というファイルが
  作成されます。

 

・fw_20131013.EXE をダブルクリックして実行します。
  環境によって、ユーザー アカウント制御等の確認画面が表示されますが、[はい]を
  押して実行します。プログラムはシステムファイル等の変更は行いません。

 

・正常に差分当てが完了すると、次の画面が表示されて
   LAN-W300NG8_v1.03.bin が差分を当てたものになります。

 

 

 

LAN-W300NG8_v1.03.bin のファイル名を混乱を招くため、fw_20131013.bin
  と変更します。

ファームウェアの更新
  ルータの管理画面のファームウェアの更新にファイルに
  このfw_20131013.bin を指定して更新します。
  ネットワークアドレス等の全ての設定情報は引き継がれます。

利用の際の補足説明
1.APモード
  1)NTPサーバーに接続して時刻修正を行うには
    ・有線設定 - LAN側設定画面 で デフォルトゲートウェイ のIPアドレスを設定する。
     (これをしないと、NTPサーバーを見に行けません)
     [適用]して、設定変更を反映する([更新]ボタンを押す)

     09
 
   ・管理ツール - 時刻設定画面 で

     11

        - Current Timeは動作確認のため、間違った時刻を設定しておく。
        - Time Zone に (GMT+09:00)Osaka,Sapporo,Tokyo を選択する
        - Enable NTP client update、Automatically Adjust Daylight Saving
          にチェックを入れる。
        - NTP server で 203.117.180.36 - Asia PAcfic を選択するか、
          下段のManual IP Setting でNTPサーバーのIPアドレスを入力する。
      を設定して、[Apply Change]を押して、設定変更を反映する([更新]ボタンを押す)
      再表示後、時刻が正しくセットされていればOK         

   2)DDNSを利用するには
    ・有線設定 - LAN側設定画面 で デフォルトゲートウェイ のIPアドレスを設定する。
     (これをしないと、DDNSに自グローバルIPの登録が行えません)
      [適用]して、設定変更を反映する([更新]ボタンを押す)

     09

    ・管理ツール - DDNS設定 画面で

     12

        - DDNSを有効にする にチェックを入れる
        - プロバイダ を選択する
        - アカウント、パスワード/キーを入力する
      [適用]して、設定変更を反映する([更新]ボタンを押す)

   

3)DHCPサーバーを利用するには
    ・有線設定 - DNS設定画面で

     10

      - DNS 1、DNS 2に利用するDNSサーバーのIPアドレスを設定する。
         設定しない場合は、デフォルトゲートウェイのIPアドレスをDNSサーバーの
          IPアドレスとして利用します。

         既に設定してある場合に未設定にするには 0.0.0.0 と入力する。
         DNS 1のみ設定する場合、DNS 2には 0.0.0.0 を入力する。    

      [適用]して、設定変更を反映する([更新]ボタンを押す)
      
    ・有線設定 - LAN側設定画面 で

     09

      - デフォルトゲートウェイ のIPアドレスを設定する。
        (これをしないと、DHCPサーバーは起動しません)
      - DHCP に Server を指定する
      - 必要に応じて 固定DHCPを設定する
      [適用]して、設定変更を反映する([更新]ボタンを押す)

      リース時間は480分(8時間)です。
      もしこの時間を変更したい場合は、コマンド実行画面で
        flash set DHCP_LEASE_TIME n
      を実行して、リース時間を変更します。nには分単位で任意の数字を指定します。
      変更後は、有線設定 - LAN側設定画面 で
      [適用]して、設定変更を反映する([更新]ボタンを押す)

      注意
        ・ルータモードでは従来通りの仕様での利用となります。
          リース時間は10年です。DNS設定はメニューに表示されません。
          LAN側設定にデフォルトゲートウェイと、DHCPの項目が追加されますが
          変更しないで下さい。

     DHCP:という項目を追加したのですが、これは無線設定のDHCP:と連動しています。

2.APモード・ルーターモード共通
   1)telnetによる外部接続を行うには
     ・管理ツール - コマンド実行画面で telnetd を実行する。

    13

       これによりtelnetサーバーが稼働し、リモート接続が可能となる。
     ・パソコンからTeraTerm等を使てtelnetプロトコルで接続する。
      IDはroot、パスワード無し

    14_2

      セキュリティ的(特にルータモード時)に常時利用可能の状態はよろしくないです。
      利用はあくまでも、ローカルネットワークの範囲で使って下さい。
      インターネット経由での利用はしないで下さい。

      利用後はtelnetdをkill コマンドで終了させるか、ルータを再起動させて下さい。
      コマンド実行画面 で reboot コマンドを実行すると再起動できます。

      telnetで接続しても出来ることは少ないです。あくまでも調査用です。

その他
  無線LANがいつの間にか接続できなくなる現象の対策として、無線スケジュール設定
  を利用すると改善される感じがします。

  16

  毎日無線LANをOFF・ONすると無線LAN周りの状態が初期化されて問題が発生
  しにくくなるみたいです。


 

2013年10月12日 (土)

無線LANルータ LAN-W300N/G8 カスタムファームウェアの作成その6

気前よく ソースを提供すると言ったロジテックさんですが、
10日経ってもソースCDが送られてきません。まあ、2か月は待ってみましょう。

取りあえず、現時点でできる修正を完了しました。

主な修正点

APモードでも、DHCPサーバーの利用、DDNSの利用、NTPによる自動時刻修正が
出来るようにしました。メニューにも追加しました。
(ソースが来ないのでDDNSの更新周期、NTPの修正周期は不明です。
SDKオリジナルでは、DDNS、NTPとも24時間更新ですが、DDNSはこれではダメですね)

コマンド実行画面でtelnetdを起動することで、telnetによるリモートログインを
可能にしました。

DHCPサーバーの利用が正常の行えるよう、LAN側設定の画面でデフォルトゲートウェイの
設定ができるようにしました。

DNSサーバーの設定も追加したかったのですが、WWWサーバーの修正が必要で
現状では無理でした。DNSサーバーはデフォルトゲートウェイと同じIPアドレスが
クライアントに通知されます。

だだし、[コマンド実行画面]でflashコマンドを使って、DNS1、DNS2、DNS3の値に
DNSサーバーのIPアドレスを設定をすればその値をクライアントに通知できるようにしました。

また、リース期間が10年は異常と思えるため、他社のRealtek製品と同じように
DHCP_LEASE_TIME の値を参照して設定するようにしました。
これも、コマンド実行画面上でflashコマンドを使って修正できます。
デフォルト値は480なので必要に応じて修正します(他社製品もこの値です)。
2013/10/13 訂正
DHCP_LEASE_TIMEの単位は分です。デフォルトの480は8時間となります。
"要修正" => "必要に応じて修正"に訂正しました。

問題点
何故か、「設定値保存/読込画面」で保存した設定値を読み込むと
Invalid configuration file! と表示されて読み込みエラーとなります。

オリジナルのファームウェアに戻してもダメでした。
保存時にダウンロードするデータの中身が既に壊れています。

LAN-W300N/G8は2台所有しているのですが2台とも同じ症状です。

さすがに、最初から読み込めない不具合があるはずないので
私が何かやらかしたと思われます。

設定値は、次の方法でダウンロードした場合のファイルは正常に読み込み出来ます。
  http://ルータのIPアドレス/config.dat

上記のファイルはルータの設定更新時に自動で作成されるファイルです。

本来なら次の画面の状態となります。

最悪このファイルを使えばよいのですが、オリジナルのファームウェアでも
発生する原因が分からない状態です(改造前からエラーだったような気もする)。

2013/10/13 追記
設定保存/読込で発生する不具合は製品に問題があることが判明しました。
情報提供有難うございます。ブラウザーによって正常に動作しないようです。


2013年10月 6日 (日)

LAN-W300N/G8用ファームウェア解凍・圧縮ツールの公開

需要はほとんどないと思いますが、
ロジテック製 無線LANルータ LAN-W300N/G8 のファームウェア LAN-W300NG8_v1.03.bin
解凍・圧縮ツールを公開します。ツールはLinux上でのみ利用可能です。

本ツールを利用するとLAN-W300NG8_v1.03.bin を解凍できます。次のファイルを出力します。
linux.bin             Linux カーネル
web/                 管理用Webページ
squashfs-root/    rootファイルシステム


更に、本ツールを利用して上記のファイルからファームウェアイメージファイルを
作成することができます。これにより、カスタムファームウェアの作成が可能となります。
ただし、本ツールを使って製品が動作不能になっても責任は持てません。
全て自己責任にて利用願います。
 

動作確認環境 
  CentOS 6.4 (Linux i686)
  ReadyNAS duo v2 (Linux Debian 6.03 armv5、要添付ソースのコンパイル)

本ツールではLAN-W300N/G8 の他に次のファームウェアも解凍できることを確認しました。
  ・ロジテック LAN-W300N/RS
  ・ロジテック LAN-BR/G8
  ・加賀ハイデック TAXAN MeoBankSD

ダウンロード
ココログの制約でファイルを3つに分割しています。3つのファイルを全てダウンロード
してください。
logitec_20131006.tgz.0 (1000.0K)
logitec_20131006.tgz.1 (1000.0K)
logitec_20131006.tgz.2 (510.9K)

ツールの解凍
# cat logitec_20131006.tgz.* > logitec_20131006.tgz
# tar zxvf logitec_20131006.tgz

解凍すると次のディレクトリ及びファイルが作成されます。
./logitec_20131006/
   tools/           ・・・  ツール格納ディレクトリ
   src/                          ・・・  ツールのソースファイル
   squashfs-pf-list.txt      ・・・   squashfs用定義ファイル
   fwu.sh                        ・・・  汎用ファームウェア解凍コマンド
   fw_unpack.sh               ・・・  LAN-W300NG8_v1.03.bin 解凍コマンド
   fw_pack.sh                  ・・・  ファームウェア圧縮コマンド
   fw_clean.sh                 ・・・   解凍ファイルの削除コマンド

使い方
  作業はroot権限で行います。操作ミスによりシステムにダメージを与える場合も
  ありますので、壊れても良い環境で行ってください。

・LAN-W300NG8_v1.03.bin の解凍
    1) ./logitec_20131006/ に LAN-W300NG8_v1.03.bin をコピーします。
       # cp LAN-W300NG8_v1.03.bin ./logitec_20131006/

    2)fw_unpack.sh を実行します。ちょっと時間がかかります。
       #cd ./logitec_20131006
       #./fw_unpack.sh

       これで、./logitec_20131006 に 次のファイルが作成されます。      
         linux.bin
         squashfs-root/
         web/

  ・ファームウェアイメージの作成
    上記の3つのファイルがある状態で次のコマンドを実行します。   
       #./fw_pack.sh

    作成されるファームウェアのイメージファイルは次のようなファイル名となります。
       new_fw20131006.bin

       new_fw年月日.bin といったファイル名になります。

     ルータの管理画面でこのファイルを指定してファームウェアの更新を行います。
    
     ファームウェアの改造はちょっとしたミスで、ルータは正常起動できなくなります。
     シリアル接続して、復旧できる方のみ利用してください。

  ・LAN-W300NG8_v1.03.bin 以外のファームウェアの解凍
    # ./fwu.sh ファイル名
 
    主な用途は作成したカスタムファームウェアの解凍ですが下記の製品、
      ・ロジテック LAN-W300N/RS
      ・ロジテック LAN-BR/G8
      ・加賀ハイデック TAXAN MeoBankSD
    のファームウェアの解凍がこのコマンドで出来ます。

添付ソースのコンパイル方法
・webout
   #cd ./src/webout
   #cc -o webout webout.c

・mksquashfs, unsquashfs
   #cd ./src/squashfs4.0/squashfs-tools
   #make clean
   #make

・compweb, cvimg. mgbin
   #src/goahead-2.1.1/LINUX
   #make -f Makefile-tools clean
   #make -f Makefile-tools

  作成したコマンド webout,mksquashfs, unsquashfs,compweb, cvimg. mgbin は
  ./logitec_20131006/tools/ にコピーしてください。

  環境によっては、zlib (zlib1g-dev or  zlib-devel)、glibc-static が無いため
  コンパイルエラーが発生するかもしれません。必要に応じてパッケージを
  インストールしてください。

現在、LAN-W300NG8のカスタムファームを作成していますが、
ロジテックからのソースファイルCDが到着しないと大きな修正ができないです。

無理やりルーターモードで利用してDHCPサーバーの不具合発生を調べてますが、
1週間問題なく稼働しています。というか非常に安定動作しています。

   [インターネット]
           |  グローバルIP
  [ブローバンドルーター] 192.168.1.1
           | 
[LAN-W300NG8 ルーターモード] WAN: 192.168.1.2
           | LAN:192.168.0.1 (DHCPサーバー、 NTPクライアント、DDNSクライアント稼働)
           |

わざわざAPモードでDHCPサーバー、NTPクライアント、DDNSクライアントを
動作させる改造しなくても、これで良いような気がします。
ただ、この環境だとポート開けたりとか設定が面倒です。
自宅サーバーの公開が出来ない状態です。

2013年9月30日 (月)

無線LANルータ LAN-W300N/G8 カスタムファームウェアの作成その5

DHCP回りに手を加えるために調査中です。

さて、前回のDHCPサーバーの問題に悩み、何が悪いのかメーカーに確認したところ、
    ”APモードではDHCPサーバーの利用はできない(仕様)”
との回答を得ました。

APモードではブリッジとして機能し、単なるシェアードハブ+WiFiアクセスポイントとなるので
DHCPサーバーは別の機器で稼働させて下さいとのことです。

DHCPサーバーを有効にできちゃうけど利用できないのだそうです。

マニュアルにもホームページにもそういった説明が無くDHCPを有効にできるので
想定外の仕様にびっくりしましたw 。

とりあえず、前回の問題の理由は明確になりました。対策も立てやすい。

せっかく電話で問い合わせたので次のことも確認しました。
電話の対応は非常に親切丁寧でした。

問1. いくつかの不具合があるが今後、対策を行ったファームウェアの提供はあるの?

答1. 不具合があるのことは認識してるが、既に新製品を出しており、 製造・販売からも
      時間が経過しており、その予定はない。
     (まあ、古い製品の不具合をいつまでも対応ってのも無理な話なので、
       言い分は分かります。)

問2. 不具合対応の予定がないのであれば、
       現在公開しているファームウェアを流用して不具合対応したカスタムファームウェアを
       個人で公開・配布することを許可してほしい。


答2. だめです。
      (さすがに、これは無理な要求ですかね)

問3. それならGPLライセンス契約に基づいてファームウェアのソースコードを
       提供してほしい。私が改良した物をソース付きで再配布なら問題ないはず。


答3. 送料+CDROM代を負担して頂ければ提供する。既に他製品では公開している
      ものもある。
      (これは、あっさりと提供してもらうことになりました)

問4. 管理画面に管理用IDとは別に、分かりやすいIDとパスワードで
       ログインできてしまうんだけどセキュリティ的に良くないですよ。      


答4. 確認の上、折り返し連絡する。
      (確認後)、こちらでもログイン出来てしまうことを確認した。この件については
      上部に連絡し対策を検討する。
       (これは、仕様ではなく想定外、知らなかった模様)

公開しているファームウェアを改造して配布ができないのは残念ですが
ファームウェアのソースは郵送にて提供してもらうことになりました。

販売して2年立っているし製造もしていないようなのでしょうがない感あり。
メーカーにゴネて粘着していると思われるのもいやなのでこれ以上は問いません。

私がここまでこの製品にこだわっているのは、
1ギガ8ポートスイッチングハブ + ルーター機能+300Mbps 無線LAN製品で
シリアル接続ができ、LinuxベースのOSで改造できる面白い製品が他に見当
たらないからです。個人ベースで利用するネットワーク機器としては、
全ての機能が詰まっているような製品です。

改造・調査の過程でLinuxの開発環境、OSの仕組み、組み込み機器のクロス開発、
ネットワーク関連の勉強ができます。よい教材です。