MINIX NEO X5にUbuntuをインストールしたその後、
とりえあず、日本語環境が構築できました。日本語入力もできるようになりました。
始めは Ubuntuの日本語環境 http://www.ubuntulinux.jp/japanese
に従って行ったのですが、リポジトリーの追加でエラーは出るし、
apt-get install language-support-ja もエラーとなりました。
ARM系のファイルは用意されていないのかもしれません。
仕方がないので自力で設定することにしました。
登録されいるロケールを確認するとja_JP.utf8がありません。
#locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
次の手順でロケールと追加を行いました。
#locale-gen ja_JP.UTF-8
#dpkg-reconfigure locales
#update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
確認して取りあえず追加できました。
root@minix:~# locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
ja_JP.utf8
次に/etc/default/locale の修正を行います。
#vi /etc/default/locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_ALL=ja_JP.UTF-8
これでリブートして、ロケールの設定を確認します。
#locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=ja_JP.UTF-8
時間がずれているのでタイムゾーンも変更します。
# date
2013年 8月 16日 金曜日 11:10:05 UTC
#mv /etc/localtime{,.org}
#ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
#date
2013年 8月 16日 金曜日 20:11:12 JST
取りあえず、これでリーソース関連は日本語環境となりました。
あとは、日本語入力IMEとしてibus-anthyをインストールします。
キーボードのレイアウトも日本語キーボードを指定します。
この環境、標準のディスプレイマネージャのlightdmが正常に動作しませんでした。
取りあえず、gdmをインストールしてこちらを利用しました。
lightdmが動かない理由を調べると、/var/lib/lightdm/ が無いためと判明。
#mkdir /var/lib/lightdm
#chown lightdm.lightdm /var/lib/lightdm
これで正常に起動しました。ただし使いにくいので結局gdmを使うことにしました。
このシステムの大元のファイルUbuntu12.10_armhf_MINIXx5_CLEAN_ver0.1.tgz ですが、
色々とファイルが抜けています。
/home下が空のためデフォルトユーザのubuntuでログインできない等
ver 0.1 ですのでしょうがないですが
MINIX Forumsの何人かはインストールを試みているはずなのですが、
"動いた! ありがとう" のコメントばかりなんですよねぇ
多分この程度の問題は微々たるものなのでしょうね。
私はかなり手こずりました。
この後の作業の予定は
・スワップ領域を切って仮想メモリを使えるようにする
・PCにXサーバー(xming)入れてリモートデスクトップの構築
・WWWサーバー、PHP、MySQLなどのサーバーの構築
・開発環境
といったところです。
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