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MSX・レトロPC

2025年2月15日 (土)

不調なMSX PV-7のメンテナンス

久しぶりにCASIO製MSX の PV-7を立ち上げてみると、
キーボードで文字入力が全く出来ない(>_<)

Pxl_20250214_215632834mp



とりあえず分解して、
2枚のフィルムシートの癒着を引きはがし、
表面をきれいにしたら復活出来ました。

Pxl_20250212_051549004

復活しても、PV-7のキーボードは使いにくい(>_<)
カーソルキーの位置が変かつ小さくて、特に使いにくい..

Pxl_20250214_121021031



2025年2月11日 (火)

MSXのジョイスティックポートを使ったシリアル通信 (2)

以前、MSXJoy232を使ってジョイスティック端子を使って、シリアル接続を試してみたのですが、
送信のみしかできず、何とかならないかなぁと思っていたのですが、
最近、TINY野郎 mkIIさんが開発・公開している「ジョイジョイファイルシステム」なるものを知り、
早速試してみました。

参考文献
・MSXとWindowsで通信してみよう 「ジョイジョイファイルシステム」
 https://www.tiny-yarou.com/joyjoy_fs.html
・TINY野郎 mkIIさんのホームページ
 https://www.tiny-yarou.com

公開ページの情報を元に、
その辺に転がっていたメガドライブ用のゲームパッドと、MSX用ゲームカートリッジを使って
必要となるパーツを用意しました。
Pxl_20250205_010527854 Pxl_20250204_043307151_1
 Pxl_20250205_011656846
ROM化しなくても使えるのですが、利用の都度プログラムをロードして実行したり、
Windows側でサーバーアプリを起動して、
アプリをダウンロードしてインストールの操作が省略出来ます。ライターがあれば、簡単に焼けますしね...

Pxl_20250211_002900098

とりあえず接続後、Windows 11側でTeraTermを使って、動作確認してみました。
MSX側で、メッセージ送信プログラムを実行すると、
20250211092733

TeraTermにメッセージが表示されました。
20250211-092746

公開ツールの「ジョイジョイファイルサーバー」でパソコンからのメッセージ送信を試すと、

20250211-092126
MSX側で受信できました。
シリアル接続のデータ通信機能を拡張コマンドにて実装されており、
至れり尽くせりの機能です。
このような、素晴らしいツールを公開して頂き、感謝です(*´ω`*)

今後、色々と試してみたいと思います。

関連記事
MSXのジョイスティックポートを使ったシリアル通信 (1)
プログラマ XGecu TL866II Plus USB を入手しました
MSX用ゲームカートリッジのROM交換
MSX用ゲームカートリッジの中身

2021年1月28日 (木)

キーボードの黄ばみ落とし

何年か前に買ったキーボード、用途はIchigoJam用ですが、黄ばみが激しい。

01_20210128144401
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ブログに、このキーボードを使った写真掲載はちょっと恥ずかしいですね。
動作はするし、勿体ないので、レトロPCの黄ばみ落とし記事を参考にして、黄ばみ落としにチャレンジしてみました。

参考にした記事
・黄ばんだケースを漂白するレトロブライトをやってみた:おじさんの夏休み自由研究【前編】
   https://pc-freedom.net/today_pc_story/retr0bright-1/
・ノートパソコン、キーボードの黄ばみを落とす
   https://keicamperacty.web.fc2.com/diy/pc-a4.html
・The "Retr0bright" Project
   http://www.retr0bright.com/
・Retr0bright
   https://ja.wikipedia.org/wiki/Retr0bright/

要は、酸素系漂白剤の過酸化水素+紫外線で黄ばみを落とせるようです。
理屈や原理等は上記の記事を参照ください。

早速、必要なものを最寄りのダイソーで調達しました(経費はわずか220円)。
流石ダイソー、なんでも揃ってますね~
08_20210128150401

丈夫で大きめの袋に入れて、漂白剤する作戦です。
キーボードを分解して、上下のプラスチック部分を漂白します。
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ベランダでの作業、こんな感じで漂白剤の液体に浸しました。
09_20210128144301

猫がいたずらする可能性があるので、ボックスにれて放置します。
日光当てて、紫外線による化学変化の促進を利用します。
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2日ほど、やってみました。さて、結果は...

お~っ、見違えるほどきれいになりました (*´ω`*)
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組立て動作確認.. 問題なく動作しました。
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これは、なかなか使える技です。
と、いうことで今回は大成功でした。

2020年6月17日 (水)

MSX関連の書籍を収集中!

8ビットパソコン MSX関連の書籍を地道に収集しています。

大きめの古書店でも見つからないため、ヤフオク等の出品をチェックしています。
欲しい書籍は高騰して買えませんので、比較的安く出回っているものを落札しています。

Dscn2714

MSXが出回ったのは1983年頃からですから、30年前以上の書籍となります。
その一部ご紹介・・

当時のアイドル、松田聖子を全面に出している入門書
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中身を見ると当然、聖子ちゃん本人が執筆しているわけでもなく、増してやMSXを使ったりしていません。
言葉使いが「・・・なんだから。」と女の子っぽくはなっていますが。

Dscn2717_20200617092301

聖子ちゃんの書籍もそうですが、
当時のコンピュータ書籍、入門書と言えども、ほぼプログラミング解説がメインです。

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フロチャートや、アルゴリズムの解説なんかも記述されています。

Dscn2720

Dscn2719

MSXを含め、当時のパソコンは起動するといきなりBASIC言語の入力待ち状態ですので、
  「コンピュータの利用 = プログラミングを組んで利用する」
でした。

入門書を片手に、記載されているプログラムソースを、ちまちまと入力して
・意味は分からないけど、とりあえず、動かしてみる
・動いた挙動から、コマンドの意味と使い方を理解する
・ちょっと改造して(アレンジ)して、試行錯誤してみる
・応用してみる
みたいな感じで勉強(遊び?)していました。

トライ&ゴーに適したプログラミング言語のBASIC、コンピュータを学ぶには最適な言語でした。

プログラミングの入門・解説書としては、当時の書籍の方が充実して分かりやすい感があります。
内容的には今でも十分、プログラミングを学べます。

MSX、復活して欲しいなぁ


2019年9月18日 (水)

東芝 MSX PASOPIA IQ(HX-10D)を入手しました

凝りもせず、MSXを入手しました。
東芝製のMSXパソコン、PASOPIA IQ(HX-10D)です。
1983年11月発売、 当時の価格は6万5800円だそうです。35年前のパソコンです。

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いつもの、ヤフオクで入入手しました。
状態も良く、送料含めてで2,100円なら当たりを引いた方ではないでしょうか。

デザインもいい感じで、作りもしっかりしています(ちょっと重いですが..)。
キーボードは若干、小さく感じますが、タッチ感は良好です。
MSXの中では、かなり高品質のキーボードだと思います。アルプス電気製のパーツを使っているようです。

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目立った不具合もなく、問題無く動作しました。

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東芝は8ビットパソコンとして、PASOPIAブランドで独自パソコンを販売していたのですが、
今一パットせずでした。ブランド名はそれなりに認識はされていたので、
MSX規格に切り替えた後も、ブランド名は継承する形で展開していきました。

2019年7月29日 (月)

SCART・HDMIコンバータを追加購入しました

(MSX2のRGB出力のお話です)

以前購入したSCART・HDMIコンバータがもう一つ欲しい(別の部屋で利用)ので、Aliexpressにて追加購入しました。

以前購入したところとは別の業者から購入しました。

 EastVita SCART HDMI to HDMI Converter
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届いた製品
Dscn1928 Dscn1930
類似品が複数あり、商品説明には、ScartからのRGB入力に対応している記載が無いのでちょっと冒険的な購入でしたが、
綺麗に表示出来ました。RGB信号に対応しているようです。

32インチのテレビへのHDMI出力表示
Dscn1933 Dscn1936

ただし、付属のACアダプタに問題があるようで動作しません。手持ちのPSEマーク付きのACアダプタを使うとちゃんと動作しました。
最初から、怪しいACアダプタを使う気は無かったので良しとします。

以前購入したものと比較すると、全く同じものみたいです(この時点で区別出来なくなりました)。
Dscn1932

ACアダプタが不良品でしたが、送料込み$19(2200円くらい?)でしっかりとした作りで良い製品だと思います。

 

2019年7月 3日 (水)

2DDフロッピーディスク

MSX用に利用する2DDフロッピーディスク、
現時点では製造するメーカーもなく、徐々に入手困難になってきています。
amazonの出品を見てみると10枚 4,500円、うわ、高っ!

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頼みの入手先はヤフオクなのですが、徐々に価格が上がってきています。
安い出品をチェックし、せっせと入手しておこうと思います。

2019年6月24日 (月)

Casio MX-10を入手しました

ヤフオクでCasio MX-10を入手しました。
落札価格は、本体のみ 1,500円です。

Dscn1847

小さいと思っていた、PV-7よりも更に小さいです。軽いです。
MSXの中では、最小・最軽量のマシンではないでしょうか。

当初、キーボードは強く押さないと入力出来ない状態だったのですが、
分解して掃除したところ、問題無く利用できる状態になりました。
状態も良い方だと思います。

Dscn1849

PV-7と異なり、メインRAMは16kバイトあります。
「グラディウス2」もSCC音源が問題無く演奏できています。

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ゲームをプレイするには、もってこいのマシンですね。

電源は、PV-7用に入手したファミコン用DC 10Vを一時的に利用しました。
MX-10の仕様ではDC 7Vなのですが、中の三端子レギュレータとアルミ放熱版から
DC 10Vで、短い時間なら問題ないだろうと思い一時しのぎで使いました。
中身の三端子レギュレータは、スイッチング方式のものに置き換えようと思います。





2019年5月18日 (土)

MSX casio PV-7の代替えACアダプタ

MSX casio PV-7、ヤフオクではACアダプタ無しであれば1000円~2000円程度で入手可能です。
魔改造等、実験等にはもってこいのマシンです。

Dscn1760

専用ACアダプタは、DC 10Vで 外径 5.5mm 内径 2.1mmのプラグなのですが、
外側がプラス、内側がGNDと一般的でなく通常とは逆になっています。
ちょっと入手しにくそうな規格のACアダプタです。

Dscn1757

ところが、ファミコンがちょうどこの規格のACアダプタを使用しています。
「CASIOはなんでこんなACアダプタの規格にしたのだろう」と思っていたのですが、
当時のファミコンを意識して規格を合わせたようです。

試しに、互換品のACアダプタを入手して試してみました。
新品でもamazon等で送料込みで1000円以下で入手できます。
ハードオフ等ではもっと安く入手出来ると思います。

電圧、電極、プラグ形状的には適合しており、実際に利用してみても問題無く利用出来ました。

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比較するとかなり小さいです。
「小さいは正義」、こちらの方が断然使い勝手が良いですよね。

Dscn1755

交換したところ、コンセント周りがスッキリしました。
今後これを使っていくことにします。

 

2019年5月10日 (金)

FUSION-C、MSXの開発環境? (3)

前回からの続きです。
FUSION-Cを使ったMSX用プログラム開発環境をWindows 10上に構築しました。

開発環境としては、
  ・テキストエディタ Sublime Text 3
  ・クロスCコンパイラ SDCC
  ・ライブラリ FUSION-C
  ・MSXエミュレータ Open MSX
  ・その他支援ツール(Hex2BIN、etc)
となります。

とりあえず、”Hello,world"を表示するプログラムを作成し、
(クリックすると拡大表示します)
02_3

ビルドしてみました。
(クリックすると拡大表示します)
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MSXエミュレータが起動し、MSX-DOSのプロンプト状態になります。
(クリックすると拡大表示します)
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カレントディレクトリには、コンパイルしたプログラム HELLO.COMが格納されています。
実行すると、"Hello,world"と表示されました。
C標準ライブラリを使った記述でも問題なく実行出来ました。
(クリックすると拡大表示します)
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このプログラムをMSX2実機 FS-A1Fにて動作確認をしてみます。

Windows 10機にUSB接続のフロッピディスクドライブを接続して、
MSXFormで2DDフロッピディスク(以降FDと表記)をフォーマットし、
同FDにMSX-DOS、COMMAND.COM、HELLO.COMをコピーしてMSXにてMSX-DOS起動させました。
プロンプト表示状態でhelloを実行、エミュレータと同じように問題なく実行出来ました。

(クリックすると拡大表示します)
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これで、とりあえずはC言語を使ったMSX-DOS上で動くプログラムが作成できる環境が整いました。

このFUSION-Cの開発環境は、Repro Factoryがフリーソフトとして公開しています。
(無料ですが、ユーザー登録して0円商品の購入手続きが必要です) 

(クリックすると拡大表示します)
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今回の環境構築では、上記の"Fusion-C Library""FUSION-C Tools-Chain"を利用しました。
"Fusion-C Library" が FUSION-Cライブラリパッケージです。
"FUSION-C Tools-Chain" には、最新版では無いかもしれませんが、
  ・テキストエディタ Sublime Text 3
  ・クロスCコンパイラ SDCC
  ・MSXエミュレータ Open MSX
  ・その他支援ツール(Hex2BIN、etc)
が含まれています。これだけで開発環境が構築出来ます。

"Fusion-C Library" にはクイックマニュアル(PDF 全108ページ)が添付されていて
これでけでも十分利用出来ます。
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テキストエディタ Sublime Text 3は、デフォルトでは日本語対応していません。
私は下記のサイトの情報を参考にして日本語環境設定を行いました。
Sublime Text 3のインストールと初期設定

ちなみにこのFUSION-Cのライセンスは、次のように記載されています。
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