フォト
2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

MSX・レトロPC

2021年1月28日 (木)

キーボードの黄ばみ落とし

何年か前に買ったキーボード、用途はIchigoJam用ですが、黄ばみが激しい。

01_20210128144401
04_20210128144301

ブログに、このキーボードを使った写真掲載はちょっと恥ずかしいですね。
動作はするし、勿体ないので、レトロPCの黄ばみ落とし記事を参考にして、黄ばみ落としにチャレンジしてみました。

参考にした記事
・黄ばんだケースを漂白するレトロブライトをやってみた:おじさんの夏休み自由研究【前編】
   https://pc-freedom.net/today_pc_story/retr0bright-1/
・ノートパソコン、キーボードの黄ばみを落とす
   https://keicamperacty.web.fc2.com/diy/pc-a4.html
・The "Retr0bright" Project
   http://www.retr0bright.com/
・Retr0bright
   https://ja.wikipedia.org/wiki/Retr0bright/

要は、酸素系漂白剤の過酸化水素+紫外線で黄ばみを落とせるようです。
理屈や原理等は上記の記事を参照ください。

早速、必要なものを最寄りのダイソーで調達しました(経費はわずか220円)。
流石ダイソー、なんでも揃ってますね~
08_20210128150401

丈夫で大きめの袋に入れて、漂白剤する作戦です。
キーボードを分解して、上下のプラスチック部分を漂白します。
05_20210128144301

ベランダでの作業、こんな感じで漂白剤の液体に浸しました。
09_20210128144301

猫がいたずらする可能性があるので、ボックスにれて放置します。
日光当てて、紫外線による化学変化の促進を利用します。
10_20210128144301

2日ほど、やってみました。さて、結果は...

お~っ、見違えるほどきれいになりました (*´ω`*)
12_20210128151101
13_20210128151101 

組立て動作確認.. 問題なく動作しました。
15_20210128151401

14_20210128151101

これは、なかなか使える技です。
と、いうことで今回は大成功でした。

2020年6月17日 (水)

MSX関連の書籍を収集中!

8ビットパソコン MSX関連の書籍を地道に収集しています。

大きめの古書店でも見つからないため、ヤフオク等の出品をチェックしています。
欲しい書籍は高騰して買えませんので、比較的安く出回っているものを落札しています。

Dscn2714

MSXが出回ったのは1983年頃からですから、30年前以上の書籍となります。
その一部ご紹介・・

当時のアイドル、松田聖子を全面に出している入門書
Dscn2716

中身を見ると当然、聖子ちゃん本人が執筆しているわけでもなく、増してやMSXを使ったりしていません。
言葉使いが「・・・なんだから。」と女の子っぽくはなっていますが。

Dscn2717_20200617092301

聖子ちゃんの書籍もそうですが、
当時のコンピュータ書籍、入門書と言えども、ほぼプログラミング解説がメインです。

Dscn2721

フロチャートや、アルゴリズムの解説なんかも記述されています。

Dscn2720

Dscn2719

MSXを含め、当時のパソコンは起動するといきなりBASIC言語の入力待ち状態ですので、
  「コンピュータの利用 = プログラミングを組んで利用する」
でした。

入門書を片手に、記載されているプログラムソースを、ちまちまと入力して
・意味は分からないけど、とりあえず、動かしてみる
・動いた挙動から、コマンドの意味と使い方を理解する
・ちょっと改造して(アレンジ)して、試行錯誤してみる
・応用してみる
みたいな感じで勉強(遊び?)していました。

トライ&ゴーに適したプログラミング言語のBASIC、コンピュータを学ぶには最適な言語でした。

プログラミングの入門・解説書としては、当時の書籍の方が充実して分かりやすい感があります。
内容的には今でも十分、プログラミングを学べます。

MSX、復活して欲しいなぁ


2019年9月18日 (水)

東芝 MSX PASOPIA IQ(HX-10D)を入手しました

凝りもせず、MSXを入手しました。
東芝製のMSXパソコン、PASOPIA IQ(HX-10D)です。
1983年11月発売、 当時の価格は6万5800円だそうです。35年前のパソコンです。

01_20190918085701

いつもの、ヤフオクで入入手しました。
状態も良く、送料含めてで2,100円なら当たりを引いた方ではないでしょうか。

デザインもいい感じで、作りもしっかりしています(ちょっと重いですが..)。
キーボードは若干、小さく感じますが、タッチ感は良好です。
MSXの中では、かなり高品質のキーボードだと思います。アルプス電気製のパーツを使っているようです。

02_20190918085701

目立った不具合もなく、問題無く動作しました。

04_20190918085701

東芝は8ビットパソコンとして、PASOPIAブランドで独自パソコンを販売していたのですが、
今一パットせずでした。ブランド名はそれなりに認識はされていたので、
MSX規格に切り替えた後も、ブランド名は継承する形で展開していきました。

2019年7月29日 (月)

SCART・HDMIコンバータを追加購入しました

(MSX2のRGB出力のお話です)

以前購入したSCART・HDMIコンバータがもう一つ欲しい(別の部屋で利用)ので、Aliexpressにて追加購入しました。

以前購入したところとは別の業者から購入しました。

 EastVita SCART HDMI to HDMI Converter
01_20190729183301

届いた製品
Dscn1928 Dscn1930
類似品が複数あり、商品説明には、ScartからのRGB入力に対応している記載が無いのでちょっと冒険的な購入でしたが、
綺麗に表示出来ました。RGB信号に対応しているようです。

32インチのテレビへのHDMI出力表示
Dscn1933 Dscn1936

ただし、付属のACアダプタに問題があるようで動作しません。手持ちのPSEマーク付きのACアダプタを使うとちゃんと動作しました。
最初から、怪しいACアダプタを使う気は無かったので良しとします。

以前購入したものと比較すると、全く同じものみたいです(この時点で区別出来なくなりました)。
Dscn1932

ACアダプタが不良品でしたが、送料込み$19(2200円くらい?)でしっかりとした作りで良い製品だと思います。

 

2019年7月 3日 (水)

2DDフロッピーディスク

MSX用に利用する2DDフロッピーディスク、
現時点では製造するメーカーもなく、徐々に入手困難になってきています。
amazonの出品を見てみると10枚 4,500円、うわ、高っ!

Dscn1870

頼みの入手先はヤフオクなのですが、徐々に価格が上がってきています。
安い出品をチェックし、せっせと入手しておこうと思います。

2019年6月24日 (月)

Casio MX-10を入手しました

ヤフオクでCasio MX-10を入手しました。
落札価格は、本体のみ 1,500円です。

Dscn1847

小さいと思っていた、PV-7よりも更に小さいです。軽いです。
MSXの中では、最小・最軽量のマシンではないでしょうか。

当初、キーボードは強く押さないと入力出来ない状態だったのですが、
分解して掃除したところ、問題無く利用できる状態になりました。
状態も良い方だと思います。

Dscn1849

PV-7と異なり、メインRAMは16kバイトあります。
「グラディウス2」もSCC音源が問題無く演奏できています。

Dscn1852

ゲームをプレイするには、もってこいのマシンですね。

電源は、PV-7用に入手したファミコン用DC 10Vを一時的に利用しました。
MX-10の仕様ではDC 7Vなのですが、中の三端子レギュレータとアルミ放熱版から
DC 10Vで、短い時間なら問題ないだろうと思い一時しのぎで使いました。
中身の三端子レギュレータは、スイッチング方式のものに置き換えようと思います。





2019年5月18日 (土)

MSX casio PV-7の代替えACアダプタ

MSX casio PV-7、ヤフオクではACアダプタ無しであれば1000円~2000円程度で入手可能です。
魔改造等、実験等にはもってこいのマシンです。

Dscn1760

専用ACアダプタは、DC 10Vで 外径 5.5mm 内径 2.1mmのプラグなのですが、
外側がプラス、内側がGNDと一般的でなく通常とは逆になっています。
ちょっと入手しにくそうな規格のACアダプタです。

Dscn1757

ところが、ファミコンがちょうどこの規格のACアダプタを使用しています。
「CASIOはなんでこんなACアダプタの規格にしたのだろう」と思っていたのですが、
当時のファミコンを意識して規格を合わせたようです。

試しに、互換品のACアダプタを入手して試してみました。
新品でもamazon等で送料込みで1000円以下で入手できます。
ハードオフ等ではもっと安く入手出来ると思います。

電圧、電極、プラグ形状的には適合しており、実際に利用してみても問題無く利用出来ました。

Dscn1758

比較するとかなり小さいです。
「小さいは正義」、こちらの方が断然使い勝手が良いですよね。

Dscn1755

交換したところ、コンセント周りがスッキリしました。
今後これを使っていくことにします。

 

2019年5月10日 (金)

FUSION-C、MSXの開発環境? (3)

前回からの続きです。
FUSION-Cを使ったMSX用プログラム開発環境をWindows 10上に構築しました。

開発環境としては、
  ・テキストエディタ Sublime Text 3
  ・クロスCコンパイラ SDCC
  ・ライブラリ FUSION-C
  ・MSXエミュレータ Open MSX
  ・その他支援ツール(Hex2BIN、etc)
となります。

とりあえず、”Hello,world"を表示するプログラムを作成し、
(クリックすると拡大表示します)
02_3

ビルドしてみました。
(クリックすると拡大表示します)
09

MSXエミュレータが起動し、MSX-DOSのプロンプト状態になります。
(クリックすると拡大表示します)
10

カレントディレクトリには、コンパイルしたプログラム HELLO.COMが格納されています。
実行すると、"Hello,world"と表示されました。
C標準ライブラリを使った記述でも問題なく実行出来ました。
(クリックすると拡大表示します)
03_2

このプログラムをMSX2実機 FS-A1Fにて動作確認をしてみます。

Windows 10機にUSB接続のフロッピディスクドライブを接続して、
MSXFormで2DDフロッピディスク(以降FDと表記)をフォーマットし、
同FDにMSX-DOS、COMMAND.COM、HELLO.COMをコピーしてMSXにてMSX-DOS起動させました。
プロンプト表示状態でhelloを実行、エミュレータと同じように問題なく実行出来ました。

(クリックすると拡大表示します)
Dscn1754

これで、とりあえずはC言語を使ったMSX-DOS上で動くプログラムが作成できる環境が整いました。

このFUSION-Cの開発環境は、Repro Factoryがフリーソフトとして公開しています。
(無料ですが、ユーザー登録して0円商品の購入手続きが必要です) 

(クリックすると拡大表示します)
07

今回の環境構築では、上記の"Fusion-C Library""FUSION-C Tools-Chain"を利用しました。
"Fusion-C Library" が FUSION-Cライブラリパッケージです。
"FUSION-C Tools-Chain" には、最新版では無いかもしれませんが、
  ・テキストエディタ Sublime Text 3
  ・クロスCコンパイラ SDCC
  ・MSXエミュレータ Open MSX
  ・その他支援ツール(Hex2BIN、etc)
が含まれています。これだけで開発環境が構築出来ます。

"Fusion-C Library" にはクイックマニュアル(PDF 全108ページ)が添付されていて
これでけでも十分利用出来ます。
05_1

テキストエディタ Sublime Text 3は、デフォルトでは日本語対応していません。
私は下記のサイトの情報を参考にして日本語環境設定を行いました。
Sublime Text 3のインストールと初期設定

ちなみにこのFUSION-Cのライセンスは、次のように記載されています。
08


2019年5月 6日 (月)

液晶ディスプレイRDT193WMは15kHz対応っぽい

MSX2用に三菱電機製液晶ディスプレイ、RDT193WMを使っています。
RGB to HDMIコンバータ、HTMI to VGAコンバータを連結して映像出力しています。
このディスプレイはHDMI端子がありません ;^^

最近、ネットで
  「三菱製の液晶ディスプレイは非公式で15kHz、24kHz(水平同期信号)に対応している製品が多い」
とのうわさを聞き、
うちのディスプレイも対応しているか、ちょっと実験してみました。

ブレッドボード上にRGB信号をVGA信号に変換する回路を組み試してみると ... 

Dscn1743

表示出来ました。
う~ん、いいですねぇ。
コンバータが無いので表示の遅延も発生しないですね。

ただし、若干映像に縦縞があります。
ブレッドボードのためノイズを拾いやすいのかもしれません。

Dscn1747

水平同期信号は15.9kHzと認識、200ライン系もOKのようです。

Dscn1745

この子(ディスプレイ)、いいですね。
HDMI端子が無く、使い勝手が良くないので処分を考えていたのですが、
捨てなくて良かったです。
レトロPCやゲーム機のモニター用に需要がありそうです。

ちなみにRGB信号からVGA信号への変換は、下記のサイトの情報を参考に実装しました。
特に文献2)は方式を理解することが出来き、大変参考になりました。

参考にした文献
・1)LCD-8000VとMSX: うみゅ
      http://miyako.asablo.jp/blog/2015/06/21/7677303
・2)試運転の資料館 - 複合同期信号分離出力化改造工事設計図
      http://shiuntenlos.ie-yasu.com/psma0020.htm
・3)MSX2 RGB端子 ピンアサイン
      http://gamernium.com/archives/1472
・4)Wikipedia - RGB21ピン
      https://ja.wikipedia.org/wiki/RGB21%E3%83%94%E3%83%B3
・5)Arduinoを用いたVGA映像信号の出力
      http://www.net.c.dendai.ac.jp/~anada/

文献2)「試運転」さんの公開回路図を参考にして、下記の回路図を起こし、
ブレッドボード上にて実装しました。

Photo_1

マルチバイブレータ(74HC221)で水平同期信号のタイミングとパルス幅を確保しています。
時定数を決める抵抗は半固定抵抗に変えて、同期信号のタイミングを調整出来るように
修正した方が良さそうです。

ブレッドボード上ではなく、フレキシブル基板上に実装してケースに入れて
使い勝手を良くしようと思います。


追記 2019/05/09

色々と調整したのですが映像はコンバータ(映像はRGB to HDMIコンバータとHTMI to VGAコンバータを連結)を
利用した方が鮮明で映りが良いです。





2019年5月 2日 (木)

ヤフオクでFS-A1Fを入手したのですが...

ヤフオクでパナソニックのMSX2機 FS-A1Fを入手しました。

Msx

私が入札後、2人の方が競り合っていたのですが何故か、2人ともキャンセルのため
格安で落札出来ました。ラッキー!

FS-A1Fが到着し、動作確認をしてみると、
Dscn0067

画面がまともに表示出来ません。ありゃ..

Dscn9984

実際の起動の様子



はずれを引いたっぽいです。
まあ、2,100円なのでパーツ取り用でも元はとれるでしょう。

試しに、フロッピーディスクドライブにフロッピーディスクを入れて起動してみると
モーターが高速回転しているような感じです。
恐らく内部のベルトが切れていると思われます。

とりあえず、分解してしてみました。

Dscn9988

不具合の発生率が高いHIC-1と呼ばれているボードのコンデンサを見ると、なんとなく怪しい。
根元が錆びているような、液漏れしているような感じです。

Dscn9995

とりあえず、コンデンサを取り換えてみました。

Dscn0021

再度動作確認してみたのですが、状況は「変わらず」でした。残念。。
ここが原因では無いようです。

改めて画面の表示を見て分析してみると、
表示内容の一部が壊れているような感じです。映像出力の同期は出来ている、サウンド出力もOK。
もしかしたらVRAMが怪しい? そこでDRAMを交換してみました。

基板上のDRAMを4つ交換しました(下の写真)

Dscn0044

この交換、意外としんどかったです。
ボードが鉛フリーはんだ?のようで、はんだが溶けにくいです。
結局、DRAMをニッパーで切り離したのち、新しいDRAMを取り付けました。

Dscn0034

再度電源ON、やっと見慣れた画面が表示出来ました。やったー

Dscn0051

パナソニックのMSXではおなじみのコックピット画面が立ち上がりました。

Dscn0048

BASICに移動すると、BASICも起動できました。う~ん、いいですねぇ

Dscn0054

次にフロッピーディスクドライブを修理してみました。

やはりベルトが切れています。

Dscn9979

分解してベルトの破片を取り除きます。
粘土のように柔らかくなっていて、へばり付いていて取り除くのに意外と苦戦しました。

Dscn9997

フロッピーディスクドライブの解体は、こちらを参考にしました。
 (こちら「Restoring a MSX2 Panasonic FS-A1F」が元ネタっぽいです)
下の写真の真ん中のネジは外すとダメとのことです。

Dscn9998

モータについているプーリー(スピンドル?)にべっとりとベルトが溶けてくっついているのを剥がすのが大変でした。

Dscn9999

ベルトはとりあえず、モビロンバンドで代用してみました。
モビロンバンド 折径80mm 黒  50g
MSXの修理ではメジャーな方法ですね。

Dscn0068

組立てて、再度動作確認、フォーマットで動作確認。
最初はエラーとなったのですが、数回やってみるとベルトが馴染んできたのか、
何回やってもフォーマットエラーが発生しなくなりました。やったー

Dscn0061

フロッピーディスクドライブの修理はとりあえず、これで良しとします。
ヘッドは問題ないようなので、一安心です。
利用で難儀するようであれば、ちゃんとしたベルトを調達して対処したいと思います。

ちゃんと動くようになったので、次は掃除です。
キーボードがかなり汚いです。キーボードを1つ1つ外して掃除しました。

Dscn0028

Dscn0027

Dscn0026

修理完了、いい感じになりました。
キーボードは全て問題なく文字入力出来ました。

FS-A1F、フロッピーディスクドライブ付きでコンパクトなボディ、
重くもないので、使いたいときに取り出して使えてます。

  Dscn1737


追記 2019/05/03

メインRAM 128kバイト化の改造をやってみました。
下記の記事を参考にさせていただきました。
 ・MSX - FS-A1Fについて - FS-A1F RAM増設
    http://usbsecretbase.michikusa.jp/a1f/index.html

Dscn0042

同記事で公開しているメモリチェックプログラムを利用して確認したところ、
増加分のメモリが認識されているようです。

Dscn0045

「NG:8」 の表示は無視して良いとのことです。