Aliexpressで以前から気にかけていた無線LANルータ TP-Link TL-WR703Nを購入しました。
一部のマニアに人気のある製品です。amazon.co.jpでも購入可能な製品です。
本製品はマイクロUSBでの電源供給で大変小さくてポケットに入る大きさです。
機能としては、150Mbps無線LAN、100Mbps 有線LAN、USBポートがあり、3G USBモデム対応です。
早速起動してみると管理画面は中国語です。言語切り替えも出来ません。

まあ、これは想定内です。
で、この製品が一部のマニアに人気な理由はOpernWrtに対応している点です。
TL-WR703NのWikiもあり簡単にOpenWrt化できます。
私はOpenWrtを触ったことが無いのでその入り口として本製品を購入しました。
早速Wikiに掲載されているファームウェアをインストールしてもました。
Webの管理画面からファームウェアを指定して書き込むだけでできます。
再起動すると、問題なく稼働しました。有線、無線ともに利用可能です。
リモートログインはセキュリティレベルの高いSSHが利用できます。
管理画面を見た感じでは、管理機能が充実しています。
パッケージのインストールまでWeb画面で行うことができます。
コマンドでもインストールできます。取りあえずUSBメモリを利用したいので、
# opkg install kmod-usb-storage
とコマンドでパッケージのインストールが出来ました。
その他、次のパッケージもインストールします。
kmod-fs-vfat
kmod-nls-cp437
kmod-nls-iso8859-1
kmod-nls-utf8
マウントの実行
# mount /dev/sda1 /mnt
すんなりマウント出来ました。
なぜこんな簡単にパッケージがインストール出来るのだろうとファイルシステム
を確認すると/が書き込み可能なパーティションになってました。
試しに、/bin の下にファイルを新規作成したら作成できました。
マウント状況を調べるとこんな感じ。
#mount
/dev/root on /rom type squashfs (ro,relatime)
proc on /proc type proc (rw,noatime)
sysfs on /sys type sysfs (rw,noatime)
tmpfs on /tmp type tmpfs (rw,nosuid,nodev,noatime,size=14608k)
tmpfs on /dev type tmpfs (rw,noatime,size=512k,mode=755)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,noatime,mode=600)
/dev/mtdblock3 on /overlay type jffs2 (rw,noatime)
overlayfs:/overlay on / type overlayfs (rw,noatime,lowerdir=/,upperdir=/overlay)
debugfs on /sys/kernel/debug type debugfs (rw,relatime)
none on /proc/bus/usb type usbfs (rw,relatime)
詳しくは分かりませんが、追記分をjffs2ファイルシステムのパーティションに書き込んで
いるようです。
今回は取りあえず、おさわり程度とします。
ハードウェア的にも、かなりいじれる製品なので色々と遊べそうな製品です。
TL-WR703Nをgoogleで画像検索すると改造された画像がいっぱいでてきます。
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